
2025年も夏鳥の季節がやってきました。
桜が散って新緑になるこの季節には、南の方から日本で繁殖をする夏鳥たちが続々とやってきます。
繁殖は主に山間の地域で行われるんだけど、都内の公園にはその繁殖地に向かう途中に立ち寄ります。
キビタキ、オオルリ、コマドリ、ムシクイ類など。
カラフルで可愛い鳥達がやってくるので、野鳥観察や野鳥撮影が好きな人には嬉しい季節。
都内の公園に滞在する期間は長くないので、この時期を逃さず撮っておきたかったりもします。
私の2025年夏鳥第1号はセンダイムシクイで、第2号はキビタキでした。
そのセンダイムシクイとキビタキの写真を載せていこうと思います。
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今回で出会った野鳥
今回撮影した野鳥は以下の5種。
今回出会えた夏鳥は、センダイムシクイとキビタキ。
本当はコマドリも見ているんだけど、写真には撮れていないので載せられないのが残念。
コマドリが来ていた公園には、数年ぶりにコマドリが訪れたらしく、ちょっとしたフィーバーになっていました(笑)
コマドリが来たら、そりゃ撮りたいもんね~。
あと夏鳥ではないけど、オナガが綺麗に撮れたので合わせて載せておきます。
センダイムシクイ

2025年、私の夏鳥第1号はセンダイムシクイでした。
一番近い公園を散歩中に、元気よく囀っていたので、見つけることが出来ました。
センダイムシクイはムシクイの仲間で、体長が12.5cm程度ととても小さな鳥です。
東南アジア方面で越冬して、春になると日本にやって来る夏鳥。

ムシクイの仲間はいろいろいるんだけど、見た目がとても似ています。
私はパッと見ただけでは、センダイムシクイって判定できない(笑)
今回は囀ってくれていたので、すぐに判別出来ましたけどね。
ちなみにセンダイムシクイは、文字であらわすと「チヨチヨビー」って感じの囀りです。
見た目がすごく似ている鳥のメボソムシクイは「ジュリジュリジュリジュリ」って感じなので、囀りは全然違う。
なのでこの時期は判別がしやすくて良いね。
センダイムシクイは、ちょこまか動き回っているので、写真を撮るのも大変。
囀る時も止まらないので、かなり苦戦しました。
この記事のトップに貼っている写真は、一瞬下まで降りてきたところを慌てて撮ったものです。
何とか撮れていて良かった~(笑)
キビタキ

2025年夏鳥第2号はキビタキでした。
キビタキは私が大好きな夏鳥の一つです。
喉元からお腹にかけて、鮮やかな黄色になっているのが特徴。
キビタキは囀る時に、多くは木の上の方なので、写真は超小さくしか撮れませんでした。
都内の公園って、意外と木が大きいので、上の方に留まられると手も足も出ない(笑)
この写真も何とか撮れたって感じです。

こちらは囀っている時に写真。
キビタキは美声の持ち主で、とても可愛らしい囀りをします。
都内の大きめの公園なら、この時期はいる可能性が高いので、美しい囀りが聞こえてきたらその声の方向を探し見てください。
慣れてないとなかなか見つけられないと思うけど、運がよかったら綺麗な黄色い鳥が見れるかも!
ちなみにキビタキの鳴き声は文字で表しにくいので、気になる人はググってみてね(笑)
声を覚えておくと探しやすくなりますよ。
オナガ

最後はオナガ。
前記事でも載せましたが、今回はもっと綺麗に撮れたので載せちゃいます。
結構下の方に留まってくれたし、しばらくいてくれたので写真も撮りやすかった。

オナガの特徴である、水色の美しい尾羽もバッチリ撮れた。
よく見るとお顔もなかなか可愛いよね。

名前の通りで尾の長さが特徴的。
シュッとしたスタイリッシュな鳥さんだ。

木の芽なのか、木の実なのかわからんけど、何かを一心不乱に食べていました。
鳥を撮るなら、鳥の食べ物となるものがある場所に行くのが一番ね。

うちの方面だと、この鳥は珍しくなく、あちこちにいるんだけど、写真に撮ると綺麗さがよくわかりますね。
これからはオナガももうちょっと注目して行こうっと(笑)
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はこちら使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
夏鳥が来ると野鳥撮影が楽しくなる!
以上、2025年の夏鳥のレポートでした。
この時期は、夏鳥が都内の公園でも見られる季節です。
特にキビタキは、いろんな公園んで見られると思うので、是非探してみてください。
カラフルな見た目と、美しい囀りで楽しませてくれますよ。
滞在期間は長くないけど、まだしばらくはいそうなので、何とか綺麗な写真が撮れたらと思います。
ちょこちょこ近所の公園に行ってみなくちゃ(笑)
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。