5月中旬に行った長野の旅では霧ヶ峰方面にも行ってきました。
この時期の霧ヶ峰高原は、桜が散ったばかりで春は始まったばかりという気候で、気温も涼しかったです。
夏鳥はすでに訪れていていて、一生懸命囀ったり子育て中の鳥なんかもいました。
渡らなくなったジョウビタキや草原性の鳥ノビタキなどに出会えるので、この時期の高原での探鳥も楽しいですね。
この記事では霧ヶ峰周辺で撮った野鳥の写真を中心に載せていきます。
【PR】
今回撮影した野鳥と動物
今回撮影した野鳥と動物は以下の11種。
今回はそこそこいろんな種類を撮ることが出来ました。
ジョウビタキやキビタキ、ノビタキなどのヒタキ科の鳥達に会えるのは嬉しいですね。
湿原では野生の鹿も遠目に見れて、霧ヶ峰の自然を存分に満喫出来た感じがして楽しかったです。
ジョウビタキ
最初に紹介するのはジョウビタキ。
元々は渡り鳥で、日本では冬鳥でした。
近年、渡らずに長野の高原を中心に繁殖をしている個体も増えてきていて、この旅の中でも何回か出会いました。
もはや冬鳥ではなくなってきたな（笑）
都内では冬に見る鳥なので、囀りは今まで聞いたことがありませんでした。
春に長野に行くのもあまりなかったので、今回初めてジョウビタキの囀りの声を聞いた。
とても可愛らしい声で囀っていました。
動画も撮ったんだけど、風が強くて肝心の囀りが聞こえなかったので、載せられないのが残念。
こちらのジョビ君は、子育て真っ最中。
生まれてきた雛ちゃん達のために、ご飯をゲットしてきてました。
今日のご飯は、ニョロニョロ系の虫（笑）
こういう虫をいっぱい食べて、雛ちゃん達は大きくなっていくんですね～。
もう巣立ちして、周辺でピヨピヨ飛び回っていることでしょう（笑）
キビタキ
続いてキビタキ。
軽井沢でも何羽か見たけど、霧ヶ峰にもたくさんいました。
霧ヶ峰というと草原のイメージですが、森もあるので森の中にはキビタキなどもたくさんいます。
このキビタキ君は、この旅で一番きれいに撮れたかな。
喉の黄色がすごく綺麗ですよね。
新芽が出たばかりの枝に留まっていたキビタキ君。
都内ではかなり葉が生い茂っている時期ですが、標高の高い霧ヶ峰ではまだ若葉の季節。
おかげで都内よりもキビタキが見つけやすかったです。
美しい声で歌うキビタキ君。
キビタキの声を聞くと、ほんと癒されれるわ～。
こちらはキビタキ女子。（たぶん）
自信があるわけじゃないけど、尾っぽの色や胸元の模様からたぶんキビタキの女子だと思う。
ヒタキ系の女子は、やっぱり優しい顔で可愛いな。
この場所で繁殖するのかな～。
イカル
この鳥はイカル。
美しい色の翼と、黄色いごっつい嘴が特徴の鳥。
こんな厳つい顔をしているけど、囀りはとても美しいです。
2羽で仲良く巣材集めをしていました。
オスメスの区別はつかないけど、おそらくペアなんでしょうね。
夫婦で巣材集めて巣作りって仲の良い鳥ちゃんだね。
カルガモとかと大違いだ（笑）
嘴ごつめだけど、顔はとても愛嬌があって可愛い。
ツルンとした感じのボディもいいね～。
ここ最近イカルはあまり見れていなかったので、写真に撮ることが出来て嬉しい。
アカゲラ
この鳥はアカゲラ。
お腹と頭が赤いのが特徴のキツツキの仲間。
うちの近所の公園にはアオゲラしかいないので、アカゲラに会えるとすごく嬉しい。
遠くにいたし、枝や葉っぱが被りまくりの証拠写真ですが、写真に撮れて良かった。
白樺の木に留まって突いてくれたら最高だったんだけどなぁ（笑）
ホオジロ
こちらはホオジロの女子です。
まだまだ涼しかったので、ちょっとモッフリしてますね。
まったりモードで休憩中のようで、ぽってとしてて可愛かった（笑）
アカハラ
こちらの鳥はアカハラ。
冬場は都内の公園でも見る鳥です。
夏場は標高高めの場所で繁殖するみたいね。
この鳥の囀りもとても綺麗だったりします。
ノビタキ
この鳥はノビタキ。
草原性の鳥で、春になると日本にやってくる夏鳥です。
霧ヶ峰にもたくさんいるので、私の中では霧ヶ峰に行ったら撮りたい鳥の代表格。
今回もたくさん見たんですけどね。
どの子も遠い！
なので写真的にはあまり納得のいくものはなかったかなぁ。
がっつりトリミングして、何とか特徴がわかる写真は上の一枚くらいでした。
尾羽をピンと上げるノビタキ。
この子もめちゃくちゃ遠かった（笑）
標柱に留まるノビタキ。
徐々に近づいて見たら、すぐに飛んで行ってしまった。
ちょっと警戒心強すぎない（笑）
こちらはノビタキ女子。
こちらも遠くから撮ったものをトリミングしています。
ノビタキさん達は、霧ヶ峰で繁殖をするので、これから雛ちゃん達の姿も見られるかもしれないですね。
ガマ口の雛ちゃん、撮りたいなぁ。
ホオアカ
この鳥はホオアカ。
草原性の鳥で、この鳥も霧ヶ峰にはたくさんいます。
だけど、今回はあまり見つけられなかったなぁ。
探鳥ってタイミングや運も重要よね。
ウグイス
この鳥は、ホーホケキョでおなじみのウグイスです。
日本三鳴鳥に選ばれている鳥で、みんな知っていると思うけど囀りが美しい。
色が地味だし、藪が好きでなかなか出来てくれないので、写真を撮るのが結構難しい鳥。
簡単にパシパシ撮れる人、すごいと思う（笑）
このウグイスもめちゃくちゃ遠くにいたのを撮って、がっつりトリミングしています。
草原って鳥は見つけやすいんだけど、距離が遠いことが多いのが難点よねぇ。
キジ
ノビタキやホオアカを探している時に、遠くの方からケーンケーンって声が聞こえたので、双眼鏡を覗いて見つけたキジ。
こちらもかなり遠くにいました。
見つけられて自分でもびっくり（笑）
色が派手だから双眼鏡覗くと意外と見つけれられるものね。
シカ
最後は鳥じゃなくて動物。
野生の鹿の群れです。
こちらもノビタキを探している時に、遠くの方を見てみたらいました。
霧ヶ峰周辺にもたくさんいるとは聞いていたんだけど、ここで鹿を見たのは初めて。
先日奈良公園で野生の鹿をみたんだけど、野生感が全然違うね（笑）
これが本当の野生の鹿って感じだ。
きっと鹿せんべいの味も知らないんだろうなぁ。
草原で草をハムハムする光景、なかなか絵になりますね！
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はこちら使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
春の高原は野鳥がたくさんいて楽しいぞ
以上、春の霧ヶ峰高原の探鳥レポートでした。
春の霧ヶ峰に行ったのは今回が初めてだったんだけど、夏鳥もやってきているし、あちこちで鳥の囀りも聞こえてすごく楽しかった。
木々の葉がまだ出始めなので、鳥も見つけやすいのも良いですね。
ジョウビタキやノビタキ、キビタキなど、私が好きなヒタキ科の鳥にたくさん会えるのも嬉しい。
春の高原の探鳥の魅力に気づいた旅でした！
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。
ブログランキングに参加中
この記事が面白かったり参考になったら、下記のボタンを押してもらえると嬉しいです！
