三宅島は東京都の伊豆諸島にある離島の一つです。
東京から約180km離れた位置にあえう火山島で、本州とは違った独自の進化をした固有種の野鳥が生息していることでも知られています。
これまでに三宅島で確認された野鳥の種類は280種にもおよびます。
東京都屈指のバードアイランドと言えますね。
前々から行ってみたいと思っていた島で、2026年4月12日から1泊で行くことが出来ました。
島のあちこちから留鳥であるタネコマドリの囀りが聞こえてきて、この場所が野鳥パラダイスだということがすぐにわかりました。
野鳥撮影や野鳥観察好きにはたまらく楽しい島です。
この記事では三宅島で撮れた野鳥の写真やビジターセンターの「アカコッコ館」について紹介して行きます。
三宅島が気になっている人は是非参考にしてみてください。
※この記事に載せている写真は2026年4月中旬に撮影したものです。
三宅島で出会えた野鳥と動物
今回撮影した鳥は以下の12種+動物1種。
今回見たかったアカコッコやタネコマドリ、モスケミソサザイなどは見つけることが出来て一応写真も撮れました。
写真については出来に納得は行ってないけど、初めて行った場所なので撮れただけでも良しとしなくちゃね。
帰りの船ではデッキから海鳥の観察もすることが出来て、遠かったけどオオミズナギドリなども見ることが出来ました。
全体的にすごく楽しい探鳥となりました。
アカコッコ
三宅島を代表する固有種のアカコッコ。
アカコッコはツグミの仲間の鳥で、島の方言で赤い鳥という意味。
国の天然記念物に指定されている貴重な鳥です。
生息域は伊豆諸島(大島から青ヶ島にかけて)で、冬季には伊豆半島や神奈川の海岸房総半島の先端部などでも見られることがあるようです。
三宅島では留鳥なので1年中見ることが出来ます。
アカハラに見た目も習性も似ていて、宿の人やアカコッコ館のスタッフの話では、地面でミミズや昆虫類を啄む姿をよく見るとのこと。
道路などに出てくるし畑にもよく現れるんだとか。
なので簡単に見つけられると思っていたんだけど、実際に探してみるとなかなか見つけられませんでした。
2日目に森の中で声がして地面をパサパサさせる音がしたので静かに待っていると出てきてくれました。
かなり近くに出てきてくれたんだけど、アカコッコの警戒心が強くすぐに去ってしまった。
慌ててシャッターを切ったんだけど、写真やピン甘になってしまった~。
それ以降チャンスが来なかったので、このピンボケは悔いが残りますね。
また行ってリベンジしたい(笑)
三宅島のバスの車内はアカコッコ推しだった。
座席シートもアカコッコ(笑)
そして可愛いアカコッコステッカーもあちこちに貼ってある。
キャラクターになると可愛さが増しますね~。
釣りをするアカコッコも(笑)
三宅島はアカコッコの島なのね。
この記事のトップに貼れるガチピン写真が撮りたかったなぁ。
タネコマドリ
この旅で一番出会いたかった鳥がタネコマドリです。
本州にやってくるコマドリの亜種ですね。
本州のコマドリは春に夏鳥としてやって来て秋には渡ってしまいますが、タネコマドリは留鳥なので三宅島では一年中見ることが出来ます。
コマドリは囀りが美しいことから日本三鳴鳥に選ばれていますが、タネコマドリも同じ鳴き声をしていました。
島のあちこちからコマドリの美しい囀りが聞こえるだけでテンションが上がりますね。
藪を好む鳥で声はするけどその姿は見つけづらいんですよね。
今回もたくさんいるのはわかるんだけど、なかなか姿は見つけられませんでした。
そしてやっと見つけたのが上の個体。
こちらはメスのタネコマドリでオスに比べると茶色っぽい色をしています。
お尻をピョコンと上げる仕草をするんだけどそれが可愛いんですよね。
ちょっとモッフリした感じも可愛い。
それなりにきれいな写真が撮れて良かった。
こちらは元気よく囀っていたオスのタネコマドリ。
その声は遠くまで響きます。
枝が被っちゃってるのが残念ね。
オスはメスに比べると頭がきれいなオレンジ色をしています。
本州のコマドリとの違いは、オレンジとグレーの境目に黒い線があるかないか。
タネコマドリは境目に黒い線が無いんですよね。
その分スッキリした感じ見えるかもしれない。
囀りの音色は本州のコマドリとほぼ一緒なので、コマドリが探せる人はタネコマドリも見つけられると思います。
何しろあちこちから声が聞こえるので本州よりも見つけやすいかもしれない(笑)
コマドリが見たいという人は三宅島に行ってみると会えるかもしれませんよ!
オスのタネコマドリがバッチリ撮れなかったので、アカコッコ同様に再度チャレンジしたいな。
モスケミソサザイ
この鳥はモスケミソサザイ。
本州にいるミソサザイの亜種で伊豆諸島の固有種です。
こちらも本州のミソサザイとそっくりなんですが、色がやや濃いめの印象。
囀りの声などはミソサザイとほぼ一緒です。
とても小さな鳥なんだけどその囀りはとてもパワフル。
タネコマドリと同じように遠くの方まで響き渡ります。
今回タネコマドリよりもモスケミソサザイを見つけるのに苦労しました。
2日目の最後の方でやっと姿を捉えることが出来て一安心。
タネコマドリと同じようにお尻を上げる姿がトレードマークです。
この写真が一番可愛い感じに撮れたかな。
ただちょっとピントが甘いのが悔しい。
結構近い距離だったので本当だったらもうちょっと羽毛の質感もわかるように撮れてたと思います。
もっと修行せねば(笑)
オーストンヤマガラ
この鳥はオーストンヤマガラ。
三宅島、御蔵島、八丈島にのみ生息するヤマガラの亜種の鳥です。
ヤマガラを見たことある人であれば違いはすぐに分かると思いますが、オーストンヤマガラは顔が茶色です。
その茶色っぷりが日サロに行って焼いたようにしか見えない(笑)
森の中はもちろん村道を歩いてる時にも遭遇しました。
最初見た時は本州のヤマガラの方が可愛いなぁって思っていたんだけど、見慣れたらオーストンヤマガラも可愛く見えてきた(笑)
この鳥もこの場所に行かないと会えない鳥なので撮ることが出来て良かった!
ミヤケコゲラ
この鳥はミヤケコゲラです。
本州にいるコゲラの亜種。
伊豆諸島や屋久島に生息しています。
鳴き声は本州のコゲラ同じでギーギーって感じの鳴き声です。
ドラミングの音が小さくて短く、ともて控えめな感じが可愛かったです。
本州のコゲラに比べると色がやや濃いめの感じがしますね。
森の中や木に囲まれた村道などで見ることが出来ました。
シチトウメジロ
三宅島ではメジロも亜種です。
伊豆諸島全域に生息しています。
本州のメジロとの違いは喉の黄色部分がやや淡いというのと、嘴が太くて長いということだそうです。
私はパッと見た感じの違いはわからなかった(笑)
島内のあちこちで見かけるので比較的見つけやすい鳥ですが、動きが速くて写真は上手く撮れなかったな。
イイジマムシクイ
伊豆諸島とトカラ列島でのみ繁殖する夏鳥です。
国の天然記念物に指定されています。
天然記念物に指定されてるくらいなので希少な鳥だと思うんですが、今回一番よく見かけた鳥です。
声も一番聞いたかな。
背中が淡いグリーンをしていて可愛らしい鳥でした。
動きがちょこまかと速いので写真を撮るのは苦労しましたが(笑)
木に付いていた芋虫を捕まえては食べてた。
繁殖時期でしか三宅島では見ることが出来ないので、この時期に行った甲斐がありました。
クロツグミ
この鳥はクロツグミ。
その名の通りでツグミの仲間です。
森の中を歩いていてアカコッコがいたー!と思って撮ってみたらこの鳥でした。
似てるけどちょっと違いますね(笑)
日本では夏鳥で本州にもやってくる鳥です。
三宅島にも立ち寄るんですね~。
私はクロツグミも見るのが初めてだったで写真に撮れて嬉しい。
今回の旅でライファーが結構ゲット出来たな(笑)
ホオジロ
この鳥はホオジロ。
本州にもたくさんいる鳥です。
三宅島にもたくさんいました。
この時期は電線に留まって可愛い声で囀っていたりしますね。
ウミネコ
こちらは海の定番の鳥ウミネコです。
三宅島の港付近にたくさんいました。
ピンクの漁船をバックに撮ってみた。
漁港感が出てなかなか良いね。

正面を向いてくれたウミネコ。
ウミネコって目つきがきつく見えるんだけど、正面顔は可愛いね。
テトラポットでもたくさんのウミネコが羽を休めていました。
浜辺とかに行くとこの時期はシギチ系の鳥もいろいろ見られるそうなんだけど、今回は時間が無くてあまり行くことが出来ませんでした。
次回は海の鳥も探しに行きたいな。
オオミズナキドリ
今回は船を利用したんだけど、帰りの船ではデッキの上から海鳥を見ることも出来ました。
この鳥はオオミズナギドリ。
かなり遠く方にいたのを望遠レンズで撮っているのでかなりボヤボヤです。
船のデッキからの探鳥は望遠レンズと双眼鏡が必須ですね(笑)
翼を広げると1mにもなる大きな鳥なんだそうな。
帰りの船でも探鳥が楽しめるって最高(笑)
パッと見た感じ肉眼では何もいないように見えるんだけど、双眼鏡を覗くと上のような群れがいたりもします。
帰りの船は6時間くらいあったんだけど、その半分くらいはデッキに出て鳥探ししていました。
海鳥の種類も覚えておくともっと楽しいんでしょうね!
カンムリウミスズメ
こちらも帰りの船の上から見つけた鳥。
めちゃくちゃ遠かったので判別は難しいけど、たぶんカンムリウミスズメ。
国の天然記念物に指定されている鳥です。
この写真はどんな鳥かぜんぜんわからなかったので、ネットで調べてみたらペンギンみたいな可愛い鳥でした。
気になる人はネットで調べてね(笑)
機会があったらもっときれいな写真に収めたい!
ホンドイタチ
最後は鳥じゃなく動物。
ホンドイタチです。
もともとは三宅島にいなかったんだけど、ネズミの農作物被害を防ぐために導入されそうです。
肉食なのでネズミ以外も食べるんですよね。
その結果、アカコッコの卵や雛が捕食されて大きく減少しちゃったそうな。
うーん、なんか人間って思っちゃうよねぇ。

道路歩いていたらこちらに向かって歩いてきたんだよね。
人慣れしてるんかな(笑)
可愛い顔してますよね!
野鳥の情報はアカコッコ館でゲットしよう
三宅島で探鳥する際におすすめのスポットがアカコッコ館です。
大路池という三宅島でも一番の探鳥スポットのすぐそばにあるビジターセンター的な建物。
館内には三宅島の自然に関する情報がたくさん展示されていました。
島内のどの辺でどんな野鳥が観察されているのかの情報も展示してありました。
探鳥初心者や私のように三宅島に初めて行くような人は、まずはアカコッコ館に行って情報収集することをおすすめします。
トイレもあるので大路池の散策も安心してすることが出来ます。
野鳥観察舎もあるのでここでのんびりと座りながら野鳥を待つのもありです。
大路池周辺ではいろんな種類の野鳥を見ることが出来るので、三宅島で初めて探鳥する際にはまずはここを散策してみましょう。
ちなみに月曜日は休館なので要注意。
アカコッコ館が休館でも大路池の散策することが出来ます。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はこちら使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
OM SYSTEMの最新機種「OM-1 MarkⅡ 100-400mmⅡ超望遠レンズキット」を借りる機会があったので使用した感想をこちらの記事にまとめました。
OM-1 MarkⅡがどんなカメラか気になる人は是非読んでみてください。
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野鳥撮影方法についてはこちらの本を参考に行っています。
野鳥撮影の基本や注意点などが書いてあってとても参考になりますよ。
三宅島は野鳥パラダイスだった
三宅島での探鳥レポートでした。
三宅島で探鳥した率直な感想は、ネットの情報で見た通り野鳥パラダイスだった。
一番の探鳥スポットである大路池ではあちこちから鳥の囀りが聞こえてきて歩いているだけでウキウキしてきました。
宿周辺の村道を歩いてもいろんな野鳥に出会えるし、島全体がバードウォッチグスポットって感じの島でした。
固有種も多いので野鳥が好きな人にはすごくおすすめの島です。
いつかまた野鳥探しに行きたいな!
※野鳥の撮影場所等の細かい情報については公開するつもりはありません。ご質問いただいてもお答えしかねますのでご了承ください。
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