先日、埼玉県の公園で撮影したヒレンジャク。
今年は飛来数が多いらしく、都内の公園にも数十羽の群れがやってきたとの情報を見たので、早速撮りに行ってきました。
都内の公園でこの鳥が出ると、やっぱりカメラマンは集まりますねぇ。
僕が行った時は数十人のカメラマンがいたかな。
立派な冠羽に顔の模様がとてもかっこいい鳥なのでとても人気があります。
数十羽のうち、多くはヒレンジャクだったんですが、中に少しだけキレンジャクも混じっていて、2種類見ることが出来たのも嬉しかったです。
この記事ではヒレンジャクとキレンジャクの写真を紹介していきます。
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ヒレンジャクとキレンジャクの写真
公園についていきなり出迎えてくれたのはこちらのヒレンジャク。
今まで木の上の方にいるのを撮っていたんですが、目線近くまで下りてきてくれていて撮りやすかった。
冠羽の立ちっぷりも良いですよね~(笑)
ハードなワックスでバシッと決めてる感じがする。
この場所は他のカメラマンもいなくて、自由に撮影出来ていたんだけど、すぐ近くで学生がマラソン大会をしていて、その歓声にビックリして飛んで行ってしまった(苦笑)
都内の公園はバーダーさん以外の人も多いので、そういうこともありますな。
でも、背景が抜けた綺麗な写真が数枚撮れただけでも良かった。
多くのカメラマンが集まっているのは、クロガネモチの木の前。
赤い実をヒレンジャクが食べに来るので、その実を食べる瞬間を狙っています。
しばらくすると、そのクロガネモチの木にヒレンジャクがやってくる。
そして美味しそうにその実を食べまくる。
この赤い実、すごくたくさん生っているから食べ放題ですね(笑)
この写真を撮った時間帯、この場所には陽が当たってなかったので暗かったから、ISO感度が上がってしまって解像度の低い写真になってしまったのが残念。
でも赤い実を美味しそうに食べる姿を撮ることは出来たので良かったかな。
食べる時って冠羽が立ってないのね~。
リラックスしてるってことなのかしら(笑)
園内に池があってそっちでは、水を飲むヒレンジャクが見られるということなので、そちらに行ってみる。
池のすぐそばの木にはたくさんのヒレンジャクがいました。
そしてよく見てみると、ヒレンジャクの中にキレンジャクも混ざってた。
ぱっと見はすごく似ててわかりづらいけど、尾羽の先っちょが黄色いのがキレンジャク。
ヒレンジャクの中にしれっとキレンジャクが混ざってるのが面白いね。
この群れではキレンジャクの方が圧倒的に少なくて、カメラマンもキレンジャクを見つけるとザワついてた(笑)
赤の中から黄色を探す宝探しみたいになってたな。
羽ばたくキレンジャクさん。
手前の枝が邪魔だけど、羽ばたきもなんとか撮れた。
本当はもっと綺麗に飛翔している姿を撮りたいけど、私の腕では無理でした(笑)
上がキレンジャクで下がヒレンジャク。
どちらも美しい鳥よね~。
全体的に撮るとこんな感じで、結構いるのがわかりますよね。
これでもごく一部です。
この群れが見られるのは毎年のことではないみたいで、昨年は少なかったそうです。
そりゃー、こんな群れが来たらバーダーさんは撮りに行きたくなっちゃうよね~(笑)
ジッと待っていると、池に水を飲みに降りてきてくれたんだけど、僕がいた場所からだと石の陰になって見えなかったのよね。
近づきたかったけど、他のカメラマンがたくさんいて無理だった。
ということで水場の写真は撮れずでした。
そして、またクロガネモチの木の方に戻ってみる。
そしたらツグミちゃんと一緒に実を啄んでました。
ツグミちゃんが美味しそうに実を飲み込むところ。
この実、どんな味がするんだろう。
甘いのかな(笑)
このクロガネモチの実もそうだけど、ヤドリギの実も大好物です。
レンジャクは、ヤドリギがある場所に訪れることも多いですね。
最後にヒレンジャクのパタパタ。
翼をもっと綺麗に止めて撮りたかったなぁ。
カッコいいヒレンジャクとキレンジャクを十分堪能出来て、楽しい撮影でした!
来年も来てくれるかなぁ(笑)
今回の機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はビクセンのもを使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
レンジャク撮影は楽しいぞ
以上、都内の公園でレンジャクを撮る!でした。
今回は結構近い位置で見ることも出来て、すごく楽しく撮影が出来ました。
都内には渡りの途中で立ち寄るだけなので、期間限定で撮影出来る鳥。
撮りに行けて良かったです!
次に撮る機会があったら飛翔を綺麗に撮りたいな(笑)
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。