
春も深まり、あちこちで鳥の囀りが聞こえてくる季節になりました。
この時期になると聞きたくなるのが、ミソサザイの囀りです。
ミソサザイは渓流などの苔むしている場所を好む鳥で、この時期になると小さな体とは思えないほどの声量で囀ります。
登山やハイキングをしていると、その美しい囀りにとても癒されます。
今年もそのミソサザイに会いたいと思い、埼玉のとある渓流に行ってきました。
目的のミソサザイには一応会えたんだけど、肝心の囀りは。。。
その他にはカワガラスなんかもいて、探鳥的には楽しかったです。
この記事では、埼玉の渓流で探鳥した際に撮った写真を紹介していきます。
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今回撮影した野鳥
今回撮影した野鳥は以下の3種。
今回出会えた野鳥は3種と少なめ。
オオルリやキビタキなどの夏鳥の声はしたんだけど、その姿を見つけることは出来ませんでした。
カワガラスが結構近い場所で見ることが出来たのは収穫でした。
ミソサザイ

今回の主役はこちらのミソサザイ。
体長11cm程度のとても小さな鳥です。
巣材に苔を使うので、苔むしている場所を好む鳥。
色が地味なので、地面にいる時は、まあ見つけるのが難しいです(笑)

遠くから見たら落ち葉と見分けがつかない(笑)
本来この時期は、目立つ位置に留まって大きな声で囀るので、見つけやすくなるんだけど、この日はなぜか全然囀ってくれなかった。
なので写真撮るのも苦戦しました。

唯一まともに撮れたのはトップにも貼ったこの写真のみ。
巣材かご飯か何かをせっせと運んでいました。
囀る暇もなかったのかな(笑)
この写真は一瞬留まってくれた瞬間を撮ったもので、ミソサザイの特徴である尾羽をピンと上げてる姿が撮れて良かった。
この季節の間に、大口を開けて囀るミソサザイの写真が撮りたいなぁ。
カワガラス

この鳥はカワガラス。
ミソサザイと同じく渓流を好む鳥です。
水に何度も潜っては魚を捕っていました。

カワガラスも地味な色をしていて、見つけづらさはあるんだけど、体は大きめなのでミソサザイよりは見つけやすいです。
子育て中のようで、捕った魚はその場で食べずに巣に持ち帰っていました。

カワガラスも尾羽をピンと上げる姿をするんですよね。
今回、かなり近い位置でカワガラスを見ることが出来たので、写真も大きく撮ることが出来ました。
そろそろ雛が誕生するころかな。
カワガラスベイビーも見てみたいですね。
ヤマガラ

最後は山では定番の鳥、ヤマガラちゃんです。
新緑のモミジに留まってくれたので、バチっと撮りたかったんだけど、撮れた時に限って枝が被る(笑)
画像編集ソフトで枝を消し去ろうかしら。

ピントが合った!って思ったらオケツだったりね(笑)
野鳥撮影あるあるですよね。

この時期はヤマガラさんも子育て中で、栄養価の高い食べ物が必要のようです。
なので、青虫を捕まえて食べてた。
栄養たっぷり摂って、元気な雛ちゃんを育てて欲しいですね。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はこちら使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
渓流での探鳥も楽しいぞ
以上、埼玉の渓流沿いでの探鳥レポートでした。
撮れた写真の数は少なかったけど、ミソサザイやカワガラスなど近場の公園では会えない鳥に会えたので楽しかったです。
ミソサザイの囀りが聞けなかったのが心残りなので、シーズン中にまたミソサザイの写真は撮りに行かなきゃな。
ミソサザイの囀っている動画も撮りたいしね。
鳥が元気に囀る季節の探鳥はやっぱり楽しいね!
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。