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夏の沖縄本島で野鳥撮影を楽しむ!野生のヤンバルクイナ遭遇!リュウキュウアカショウビンにも会えて楽しい探鳥だった

沖縄本島 ヤンバルクイナ

2025年7月上旬に沖縄本島の旅に行ってきました。

旅の目的の一つに沖縄での探鳥もあり、北部を中心に野鳥撮影も楽しみました。

今回は念願だった野生のヤンバルクイナにも出会えて、写真に収めることが出来ました。

他にもノグチゲラやリュウキュウアカショウビなどの鳥も撮れて、撮れ高はそこそこありました。

旅先でのバードウォッチングは、普段見ることが出来ない鳥に出会うチャンスがあって楽しいですね。

この記事では沖縄旅行中に撮影した野鳥の写真を紹介していきます。

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今回撮影した野鳥

今回撮影した野鳥は以下の13種。

出会った野鳥

  • ヤンバルクイナ
  • ノグチゲラ
  • リュウキュウアカショウビン
  • リュウキュウツバメ
  • リュウキュウコゲラ
  • リュウキュウヒヨドリ
  • リュウキュウメジロ
  • リュウキュウハシブトガラス
  • エリグロアジサシ
  • クロツラヘラサギ
  • バリケン
  • イソヒヨドリ
  • スズメ
  • ホントウアカヒゲ(声のみ)
  • リュウキュウサンコウチョウ(声のみ)
  • セッカ(声のみ)
  • シロガシラ(上手く写真が撮れなかった)

今回狙っていた鳥は、ヤンバルクイナ、ホントウアカヒゲ、リュウキュウアカショウビンなどでした。

ヤンバルクイナには何度も会えたので、それだけでも満足。

ただリュウキュウアカショウビンは証拠写真レベルだったし、ホントウアカヒゲは姿は見たものの写真に収められなかったのが悔いが残ります。

あとリュウキュウサンコウチョウも声を何度も聞いて姿も見ているんだけど、写真に撮れなかったのは残念。

そのほか、リュウキュウが付く鳥たちがいくつか撮れたのは良かったです。

ヤンバルクイナ

沖縄本島 ヤンバルクイナ

まずは沖縄といったらやっぱりこの鳥、ヤンバルクイナです。

沖縄本島の固有種で、沖縄本島でも北部に行かないと会えない鳥です。

体長は35cmほどのそこそこ大きな鳥で、ほとんど飛べず地面を歩いていることが多いです。

鮮やかなオレンジの嘴とお腹の縞々模様が特徴の愛嬌のある鳥ちゃんですね。

何年も前から一度野生の個体を見てみたいなぁって思っていたんですが、今回はやっと念願が叶って出会うことが出来ました。

早起きして北部の林道をゆっくりドライブしていると、道沿いをゆっくり歩くヤンバルクイナを発見。

沖縄本島 ヤンバルクイナ

他に車が走ってなかったので、チラッと車を止めて撮影って思ったら、こちらの気配を察知したのかスーッと藪の中に消えていきました。

なので、この時観察出来た時間は2〜3分くらい(笑)

だいぶ警戒心の強い鳥のようですね。

沖縄本島 ヤンバルクイナ

こちらは別の日に違う場所で出会ったヤンバルクイナ。

こちらの気配を察知されないように、木の影に隠れながら撮影しました。

沖縄本島 ヤンバルクイナ

もう完全に隠し撮り状態ですよね(笑)

距離は20mくらい(もっとかな)離れていたと思うんだけど、それでもこちらの気配を察知しゆっくりと藪に消えていく。

バッチリ撮るのがなかなか難しい鳥な気がする。

落ち葉などをひっくり返してミミズなどを見つけては食べいるようです。

沖縄本島 ヤンバルクイナ

この写真は嫁さんが息を殺しつつ、物陰に隠れて撮った写真。

一番近くで撮れた写真かな。

沖縄本島 ヤンバルクイナ

今回出会ったヤンバルクイナは、みんな警戒心が強めでした。

もしヤンバルクイナを撮りたい場合は、距離を詰めすぎない方がいいですよ。

すぐに消えてっちゃうから(笑)

沖縄本島 ヤンバルクイナ

こちらの写真はピンボケなんですが、よく見ると幼鳥ちゃんが写っています。

真ん中のヤンバルクイナの左下ね。

黒いモフモフしたのがピョンピョン動いていて可愛かったです。

写真が綺麗に撮れなかったのは残念だけど、親子のヤンバルクイナを見ることが出来ただけでもラッキーですよね。

野生のヤンバルクイナに会うのはハードル高いよっていう人には、こんな施設もあります。

クー太くんという名前のヤンバルクイナを生体展示している施設で、間近で見ることが出来ます。

有料の施設ですが、お手軽にヤンバルクイナが見てみたい人におすすめの施設です。

ノグチゲラ

沖縄本島 ノグチゲラ

続いて紹介するのはノグチゲラ。

ノグチゲラもヤンバルクイナと同様で、沖縄本島にしかいない固有種です。

体長は31cm程度で、アカゲラやアオゲラよりも一回り大きい感じのキツツキの仲間です。

近くで見ると結構大き感じで、羽ばたきの音なんかも大きいので、飛んでくるとびっくりする(笑)

沖縄本島 ノグチゲラ

頭は赤い帽子をかぶっているような感じで、翼は黒っぽく体は茶色です。

全体的に地味目の色をしているかな。

沖縄本島 ノグチゲラ

羽繕いをするノグチゲラ。

絶滅危惧種に指定されている貴重な鳥ですが、北部の森に行くと会うチャンスは結構あるんじゃないかな〜。

私はこの旅中に何度か出会いました。

キョッキョッという声や木を突く音がしたらノグチゲラがいるかもしれないので、音のする方向をじっくり探してみてくださ。

リュウキュウアカショウビン

沖縄本島 リュウキュウアカショウビン

この鳥はリュウキュウアカショウビンです。

真っ赤な体が特徴のカワセミの仲間です。

体長は27cmとカワセミよりもだいぶ大きいですね。

夏鳥で春になると繁殖のために南西諸島にやってきます。

食性は動物色で、よくSNSで見かけるのはカエルを食べるワイルドな食事風景(笑)

あとキョロロロロ〜って可愛い囀りをするのも特徴かな。

本州の方にも飛来するアカショウビンの亜種ですね。

今回の旅中、声はあちこちで聞こえました。

山の中でも海沿いでもキョロロロロ〜って聞こえてきた(笑)

声を聞くだけでもテンションが上がる鳥です。

沖縄本島 リュウキュウアカショウビン

車運転してても目の前に現れたりと、撮影チャンスはありそうだったんだけど、唯一撮れたのがこの2枚のみ。

なんなら数m先ぐらいで鳴いてる時もあったんだけど、見つけられず写真に撮れなかった。

アカショウビンの綺麗な写真は次に沖縄に行く時の宿題かな(笑)

リュウキュウツバメ

沖縄本島 リュウキュウツバメ

この鳥はリュウキュウツバメ。

沖縄にはリュウキュウが付く鳥がいくつかいて、ツバメのその一つです。

本州に飛来するるツバメは顔が赤いですが、リュウキュウツバメはオレンジ。

お腹の色もツバメは白いですが、リュウキュウツバメはややグレーと色味が少し違います。

あと尾羽がツバメは長くて二股に分かれていますが、リュウキュウツバメは短めで二股に分かれてないという違いもあります。

そしてツバメは春に日本にやってくる夏鳥ですが、リュウキュウツバメは留鳥なので一年中見ることが出来ます。

沖縄本島 リュウキュウツバメ

ダムを見学していたら、たくさん留まっていたリュウキュウツバメ。

群れで行動するのかな。

それとも親子なのか??

沖縄本島 リュウキュウツバメ

シーサーとリュウキュウツバメの沖縄っぽい写真も撮れました。

こういうその土地ならではの写真が撮れると嬉しいですね!

リュウキュウコゲラ

沖縄本島 リュウキュウコゲラ

普段よく見るコゲラも、沖縄では亜種のリュウキュウコゲラになります。

うちの近所にいるコゲラに比べると、色が濃いめの印象ですね。

沖縄本島 リュウキュウコゲラ

鳴き声はギーギーと言った感じで、普通のコゲラとほぼ同じなので、コゲラが見つけられる人はリュウキュウコゲラも見つけられると思います。

あちこちで見かけたので、生息域も広いんじゃないかなぁ〜。

民家のある場所などにもいるので、比較的出会いやすい野鳥の一つです。

リュウキュウヒヨドリ

沖縄本島 リュウキュウヒヨドリ

こちらはリュウキュウヒヨドリ。

本州にいるヒヨドリに比べるとやや茶色っぽい感じですかね。

リュウキュウヒヨドリもあちこちで見かけました。

リュウキュウコゲラ同様、出会いやすい野鳥です。

リュウキュウメジロ

沖縄本島 リュウキュウメジロ

この旅で一番出会ったのが、このリュウキュウメジロ。

スズメよりもたくさんいるんじゃないかってくらいいた(笑)

沖縄本島 リュウキュウメジロ

パッとみた感じは、本州のメジロと区別がつきづらいんだけど、お腹の色が真っ白っていうのが特徴です。

本州のメジロはよく見るとお腹が褐色がかっているんですよね。

お腹が白分、リュウキュウメジロの方がスッキリしたボディに見えるかな。

沖縄本島 リュウキュウメジロ

山の中やヒルギ林の中、海沿いなど至る場所で見かけました。

沖縄本島 リュウキュウメジロ

白いアイリングと喉の鮮やかな黄色は本州のメジロと同じかな。

沖縄本島 リュウキュウメジロ

いっぱいいるんだけど、基本的にちょこまか動いているので、写真を撮るのは苦労しました(笑)

たまに休憩してくれる時があるので、そういう場面を狙うのがいいですね。

沖縄本島 リュウキュウメジロ

休憩中、羽繕いをする姿はやっぱり可愛いです。

リュウキュウハシブトガラス

沖縄本島 リュウキュウハシブトガラス

こちらは、リュウキュウハシブトガラスだと思う多分(笑)

ハシブトガラスと違いは、ネットの調べによるとリュウキュウハシブトガラスの方がやや小さいということ。

大きさは見比べないとわからんですよねぇ。

写真に撮ってみると艶感のある綺麗な黒色なんだなぁ。

エリグロアジサシ

沖縄本島 エリグロアジサシ

海で景色を撮影中に出会ったエリグロアジサシ。

夏に南西諸島に繁殖ためにやってくる夏鳥です。

かなり遠い場所を飛んでるところを撮ったので、写真はボヤッとしてます。

沖縄本島 エリグロアジサシ

別の鳥と追いかけっこ中?

後ろの鳥は何か定かではないですが、ベニアジサシかもしれません。

エリグロアジサシとベニアジサシが繁殖にくるという岩の近くで撮ったので。

もうちょっと近くではっきりと撮れたらよかったなぁ。

クロツラヘラサギ

沖縄本島 クロツラヘラサギ

こちらは那覇の近くの湿地帯で撮ったクロツラヘラサギ。

その名の通りで、黒い顔とヘラ状の嘴が特徴です。

沖縄本島 クロツラヘラサギ

ネットで調べてみると、クロツラヘラサギは冬鳥って書いてあったんだけど、夏を越す個体も少数いるみたい。

この時期に会えるのはラッキーだったのかな(笑)

花鳥園では見たことあったけど、野生の個体を見たのは初めてだったので嬉しい。

バリケン

沖縄本島 バリケン

この鳥はバリケン。

ノバリケンという野鳥を家禽用に改良したのがバリケンなんだそうな。

元々は日本にいなかった鳥ですが、食用として持ち込まれたんだけど、それは浸透しなかったようです。

そのバリケンが逃げて野生化し繁殖して増えたみたいですね。

私は那覇に近いダム湖で見ました。

体長が70〜80cmの大型のカモの仲間です。

体重は3〜4kgくらいあるので、猫や小型犬くらいの重さがあります。

沖縄本島 バリケン

最初、いかつい顔だなぁって思って見ていたんですが、動きがのんびりしててなんだか愛嬌があるように見えてきました(笑)

沖縄本島 バリケン

ぶっといアンヨでノソノソ歩く姿は可愛かった(笑)

イソヒヨドリ

沖縄本島 イソヒヨドリ

こちらは本州にも普通にいるイソヒヨドリ。

うちの近所にはいないので、会えると嬉しい鳥。

オスは青とオレンジの綺麗な色をしています。

上の写真はもしかしたら幼鳥で、色がまだ青くなりきってないのかもしれません。

沖縄本島 イソヒヨドリ

こちらはメスのイソヒヨちゃん。

オスと違って地味目の色をしているのが特徴。

沖縄本島 イソヒヨドリ

沖縄の海沿いを散策しているとちょいちょい見る鳥なので、この鳥も比較的出会いやすいとりの一つです。

出来れば海背景やオレンジ屋根に留まっている光景などが撮りたかったけど、それは無理だった〜。

スズメ

スズメ

最後はど定番の鳥、スズメちゃん。

沖縄だからって、スズメにはリュウキュウはつかないようです(笑)

沖縄本島 リュウキュウメジロ

スズメも沖縄っぽく撮りたかったけど、普通にしか撮れんかった〜。

普段見る鳥でも、風景が変わると新鮮に感じるので撮ってみると楽しいよ!

今回の撮影機材

今回の撮影はこちらの機材を使用しています。

撮影機材

  • カメラ
    OM-D E-M1 MarkⅡ
  • レンズ
    M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

双眼鏡はこちら使っています。

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軽量コンパクトでリーズナブル。

それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。

夏の沖縄本島の探鳥は楽しすぎる!

夏の沖縄本島の探鳥レポートでした。

この時期は、あちこちからとりの囀りが聞こえてきて、森の中を散策するのがすごく楽しいです。

キョロロロロのリュウキュウアカショウビンやホイホイホイのリュウキュウサンコウチョウの囀りを聞くだけでワクワクします。

冬の沖縄で探鳥したことがあるけど、冬よりも夏の方が楽しいかな。

固有種もいくつかいるし、リュウキュウが付く鳥も多いので、それらを探しているだけであっという間に時間過ぎちゃいます。

今回は念願のヤンバルクイナにも会えて満足の結果なんだけど、撮れてない鳥もいるのでまたいつか夏の沖縄に行って探鳥しなくちゃ(笑)

夏に沖縄に行くと海で泳いだりもしたいので忙しくなるけど、朝早く起きて探鳥してみるのをおすすめします!

冬の沖縄で探鳥した際の記事はこちらに書いているので、良かったら合わせて読んでみてください。

今回撮れてないセッカやシロガシラなどの写真を載せています。

※野鳥の撮影場所等の細かい情報については公開するつもりはありません。ご質問いただいてもお答えしかねますのでご了承ください。

野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。

野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。

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simsim

東京の公園を中心にバーディングを楽しんでいる中年おっさんです。バーディングを初めてから、東京の公園でもいろんな野鳥に出会えることをしりました。身近にも可愛い野鳥たちが結構いるので、とても楽しい趣味です。ブログやSNSを通じて鳥好きさんと繋がれたら嬉しい。

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