2023年4月の中旬に、栃木県にあるミツモチ山を登ってきました。
ミツモチ山にはアカヤシオの群生があって、それが見頃を迎えているとのことで花とついでに探鳥も楽しんできました。
山の上は新緑もまだで少し寒々しい景色だったけど、ゴジュウカラやコガラ、ヒガラなどのカラ類が元気に囀っていました。
そして山の麓の森は、新緑真っ只中って感じで、そこではオオルリやキビタキなどの夏鳥がやって来て、綺麗な声で囀っていました。
栃木のお山も野鳥パラダイスですね(笑)
今回オオルリを初めて見ることが出来たんだけど、すごく美しい鳥でした!
【PR】カメラと交換レンズのレンタルなら【GOOPASS】⇒
今回撮影した野鳥
今回撮影出来た野鳥は以下の通り。
撮影した野鳥
- ゴジュウカラ
- ヒガラ
- コガラ
- オオルリ
- キビタキ
出会えた鳥の種類は少ないけど、念願だったオオルリに会えたのが大収穫でした。
キビタキも木の下の方に来てくれたのが嬉しかったな。
ゴジュウカラ
まずはこの鳥、ゴジュウカラです。
うちの方の公園ではお目にかかれない鳥で、郊外の森や山に行くと結構います。
木の幹を自由自在に歩き回れるのが特徴。
背中がグレー、お腹は白を基調にやや褐色がかった色をしています。
ちなみに北海道のゴジュウカラは、お腹が真っ白です。
目元に黒いラインが入っていて、シュッとした感じがする鳥ちゃんですね。
普段見かけない鳥なので、出会えると嬉しい鳥です。
ヒガラ
この鳥はヒガラ。
山に行くと比較的たくさん見るカラ類の鳥。
喉元の黒い部分が広いのが特徴です。
シジュウカラがネクタイのような模様をしているの対し、こちらはスタイのような模様かな。
大きさはスズメよりも小さい感じで、頭に冠羽があるのが特徴。
木のウロに巣を作るみたいで、何か所かで木のウロを出たり入ったりするのを見かけました。
巣作りの準備中だったのかな。
今頃きっと可愛い雛ちゃん達がたくさん生まれていることでしょう(笑)
コガラ
この鳥はコガラ。
こちらも小さなカラ類の鳥です。
頭がベレー帽をかぶったような感じなのが特徴。
アカヤシオに留まっているところを1枚だけ撮ることが出来ました。
喉元の黒い部分がヒガラに比べると小さめです。
この日、コガラちゃんもたくさん見たんだけど、写真はあまりバッチリ撮れなかったのが残念。
でもコガラも含め、ヤマガラやシジュウカラもたくさんいて、この山はカラ類のパラダイスでした。
登山に大きな望遠レンズを持って行くのは、結構大変なんですがこの山は比較的お手柔らかなので、探鳥もしやすい山でしたね。
オオルリ
登山後、車で山の麓まで移動し森の中を散策。
麓の森は新緑に包まれて、すごく気持ちの良い雰囲気になっていました。
その気持ちの良い森の中でひときわ美しい声で囀る鳥がいます。
それがオオルリ。
ヒタキ科の鳥で、囀りが美しいことで知られています。
ウグイス、コマドリとともに、日本三鳴鳥に選ばれている鳥でもあります。
背中が濃い青をしているのが特徴で、とても美しい鳥です。
木の上の方で囀っているので、写真撮るのがなかなか困難だったけど、新緑の中の青い鳥が撮れたので大満足。
夏になるとこの鳥を追いかけるカメラマンも増えますが、この美しさだからその気持ちがわかった(笑)
この夏の間に、もう一度出会いたい鳥です!
キビタキ
最後はキビタキ。
この鳥もヒタキ科の鳥で、美しい声で囀ります。
うちの近所の公園にも渡りの途中で立ち寄ってくれるので、今季は何度か見ているんだけど、毎回木の上の方にいてあまりきれいに写真が撮れなかった。
でもこの森では、比較的低い位置に来てくれたので、写真は撮りやすかったです。
しかーし、そんな時に限ってピントが合わなかったりするのよねぇ(笑)
上の写真もややボケてるし。。。
お腹が鮮やかな黄色で眉斑も黄色。
すごく美しい鳥で大好きな鳥の一つ。
この森は、渡りの途中で立ち寄ってるのではなく繁殖地だと思うんだけど、繁殖地の方が下の方に降りてきてくれることがあるのかな。
目線の高さでキビタキ君を見ることが出来て良かった!
今回の機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はビクセンのもを使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
栃木の山も探鳥が楽しい
以上、ミツモチ山周辺のバードウォッチングレポートでした。
山の上も麓も鳥達の囀りで賑わっていました。
栃木は山も多く緑も豊かなので、探鳥スポットもいっぱいありそう。
これからもいろんな場所で探鳥してみたいな。
この日はオオルリに出会えたのが最大の収穫だったな(笑)
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。