基本的に遠出の外出は自粛していて、ここ最近は近場の公園でのバーディング(野鳥観察)を中心に行っています。
でもこの前ちょっと足を延ばして、北本自然観察公園に行ってきました。
北本自然観察公園は埼玉県北本市にある公園で、いろんな野鳥を観察できる場所。
ルリビタキの出現スポットでもあるし、タシギやレンジャク、キジなどを撮ってインスタにアップしている人もいたので、その辺の鳥を狙いに行きました。
園内は広く湿地や池、雑木林などがあって、野鳥が生活するにはとても環境の良い場所だったな。
そのせいか、いろんな鳥と出会えました。
野鳥好きにはめちゃくちゃ楽しい公園だよ!
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まずは埼玉自然学習センターで野鳥スポット確認
現地に到着したら、まずは「埼玉自然学習センター」に行きましょう。
ホワイトボードにどの鳥がどこで会えたか、スタッフさんがホワイトボードに書いてくれています。
この時はこのセンターは臨時休業中だったけど、ホワイトボードは見える位置に置いてくれていました。
そして情報も更新されていたので、まずここで野鳥スポット確認してから園内散策へ。
絶対に会えるってわけじゃないけど、確率はアップするよ。
北本自然観察公園で見られる野鳥
美しい青い鳥ルリビタキ
この冬一番見たいと思っていた鳥がルリビタキ。
すでに何回か見てはいたんだけど、ばっちりと青い姿を写真に収められてなかったので、今回はと意気込んで行ってみた(笑)
ルリビタキ♂
5番標柱のところに出現するって情報があったので、待っていたら出てきてくれました。
なかなか藪の方からは出て来てくれなかったので、遠目から隙間を狙って撮影。
何とか青い姿は納められたけど、前から見た姿は撮れんかった~(笑)
それでも濃い青色のオスのルリビタキに出会えたのは感動。
青い鳥に出会えると本当にテンションが上がる!
ルリビタキは縄張りがあって同じ場所に出現しやすいので、出現ポイントがわかったら忍耐強く待っていると出てきてくれる可能性が高いです。
ルリビタキがこの鮮やかな濃い青になるには2~3年かかると言われています。
ルリビタキのオスのことをみんなルリ男とかルリ太とか呼ぶけど、ここまで青いとルリ蔵といった感じか(笑)
若いオスは背中がまだ青くなっていないので、メスとの区別が難しいです。
こちらは、若いオスと思われるルリビタキ。
ルリ太だね(笑)
背中の辺りがうっすらと青みがかってきているので、おそらくオスだと思われます。
次の冬には青くなって帰ってくるかな~。
正面から見るとメスとの区別は全然つかない(笑)
あどけない感じの顔にも見えるね!
ルリビタキ♀
この子はメスと思われるルリビタキ。
ルリ子ちゃんです(笑)
ルリ子は尻尾の部分だけ青いのよね。
藪の中からヒーヒーヒーって言う鳴き声が聴こえたから、じっと待ってみたら出てきてくれました。
モッフリまん丸でとっても可愛い小鳥。
結構近くまで来てくれたし、すぐにいなくならないで近くで遊んでくれていました。
なので、写真も撮りやすかった!
せっかくなので飛翔写真にも挑戦。
カメラのプロキャプチャーモードという便利な機能を使って連写をしたんだけど、そこそこ綺麗に撮れたかな。
もうちょっと明るい場所で撮れればよかったんだけど、そんな場所にはなかなか出てきてくれないので、これで満足です(笑)
鳥が飛ぶ姿ってほんと綺麗だな~。
雌雄のルリビタキに会えて嬉しかったなぁ。
モフモフで可愛いジョウビタキ
ルリビタキと同じくヒタキの仲間のジョウビタキ。
北本自然観察公園にも結構多くいます。
ただ僕が出会えたのはメスのジョビ子のみで、オスのジョビ太は見かけなかったなぁ(笑)
朝日を浴びて佇むジョビ子さん。
なんかまん丸で可愛いですよね(笑)
寒い日は羽毛に空気を入れて膨らませて温まるようです。
だからこんなにぷっくりしてるのね(笑)
この姿があまりに可愛いから、ジョビ子さんも出会うとすごくテンションが上がる鳥。
顔も優しいキュートな感じで、足が細くてボンッって感じの体の美人さんです(笑)
翡翠色の美しい鳥カワセミ
この公園に池があるので、カワセミも生息していました。
ちょっと遠かったので、画像はぼんやりしてますが、綺麗な色はわかると思います。
ルリビタキと同じく青くて綺麗な色をしているので、カワセミが現れるとカメラマンもそこに集まる(笑)
不動の人気を誇る鳥ですね!
冠羽が可愛いカシラダカ
カシラダカって名前の通りで、冠羽がピョンって立つのが可愛い鳥。
ホオジロの中まで日本には冬鳥としてやってきます。
パッと見はスズメチックな感じだけど、よく見ると頭の毛が立っているのがわかります。
この冠羽はずっと立っているわけじゃなく、周囲を警戒している時に立つんだとか。
なのでじーっと観察していると、立ったり収まったりするのが見られます。
可愛い鳥なので、見つけたら頭をよーく観察してみてください。
お腹の黄色が可愛いアオジ
アオジもホオジロの仲間の鳥。
とても可愛らしい声で鳴きます。
都内の公園でもよく見かける鳥で、お腹が綺麗な黄色をしています。
後ろ姿なんかは、スズメと見間違えちゃうような感じだけど、よく見ると色が黄色みがかってるのがわかります。
草の中に埋もれて種などを啄んでる姿をよく見ますね。
警戒心の薄い子もいて、結構近くで写真を撮らせてくれるのが嬉しい(笑)
羽の色が美しいカケス
カラスの仲間で全長が30cm程度の大きめの鳥です。
頭がゴマ模様で、鮮やかな青が混ざった羽があるのが特徴。
色はとても綺麗なんだけど、声がとても汚い(笑)
ジェージェージェーって大きな鳴き声がしたら、近くにいるので探してみてください。
この公園の園内でも鳴き声はよく聴こえました。
5番標柱がある遊歩道で何度か見かけました。
顔がいかついシメ
ごついクチバシといかつい顔が特徴のシメ。
羽毛はキメが細かくて、ツルンとしたように見えるね(笑)
よく地面で落ち葉を蹴散らせながら何かを食べる様子を見かけます。
いつもクチバシを汚してご飯食べてるイメージがある鳥。
ずっと見ていると、愛嬌があってなかなか可愛い鳥ですよ(笑)
お腹が赤いアカハラ
見た目通りの名前のアカハラ。
お腹が鮮やかな赤というかオレンジ色をしているのが特徴。
シメと同じく落ち葉を蹴散らして、何かを啄んでいる様子が見られます。
飛ぶ姿が美しいセグロセキレイ
頭から背中にかけて黒いセキレイの仲間。
水辺がある場所を好んで生息しています。
飛ぶ姿とても綺麗なので、飛翔写真にも挑戦してみた。
ちょこまか動くので撮影が難しい。
すぐにフレームアウトしちゃうのよねぇ。。。
唯一撮れた飛翔はこれ。
やっぱり羽を広げるとすごく綺麗ですね~。
もうちょっと上手く撮りたかったなぁ。
声が大きくて若干やかましい鳥でした(笑)
綺麗なレモン色のキセキレイ
こちらもセキレイの仲間。
キセキレイの名の通り、お腹が鮮やかな黄色をしています。
飛翔写真は撮れなかったけど、キセキレイも飛ぶ姿がとても綺麗な鳥。
こちらも水辺や湿地にいることが多いです。
姿は地味目のウグイス
なかなか姿を現してくれないことで知られているウグイス。
姿を見せてもすぐにいなくなっちゃいます。
上の写真も一瞬だけ出てきてくれたので、その瞬間を狙ったもの。
この後、藪の中に消えていきました(笑)
声はいっぱいするので、たくさんいると思うんだけど、探すのが結構難しい鳥かもね。
声がしたらその藪の方をじーっくり見てると見つけられるかもしれません。
愛嬌のある顔のヤマガラ
オレンジの体にグレイの羽、白黒ツートンカラーの顔が特徴の鳥。
スズメくらいの大きさで、都内の公園でもよく見かける鳥です。
人なれもするので、公園に棲息しているヤマガラは警戒心も低めで写真は比較的撮りやすい。
とても可愛らしい鳥なので、見つけたら観察してみてください!
小さなキツツキのコゲラ
こちらはキツツキの仲間のコゲラ。
とても小さなキツツキで、都内の公園でもよく見かける鳥の一種。
背中のシマシマ模様が特徴で、顔はモフモフで可愛いキツツキです。
遊歩道を歩いていると、コンコン木を突く音がするので、その方向を見ているとせわしなく動くコゲラがいることが多いです。
姿も可愛らしいし、動きも面白いので見つけてみてください。
タカよりも小さめの猛禽類ノスリ
公園のスタッフさんが教えてくれたので見つけられたノスリ。
タカよりも少し小さめの猛禽類。
すごく遠い場所にいたので、僕のレンズだとぼんやりにしか撮れなかったけど、表情があどけない感じがする猛禽類でした。
もうちょっと近くで見たかったなぁ。
今回の動画
北本自然観察公園について
基本情報
- 所在地:埼玉県北本市荒井5-200
- アクセス:北本駅西口よりバスで15分
- 開園日:常時開園
- 入園料:無料
- 駐車場:無料
- 電話番号:048-593-2891
公園自体は常時開園してますが、埼玉県自然学習センターは休館日があるので、公式ページでチェックしてください。
北本自然観察公園は野鳥観察に適した場所
以上、北本自然観察公園で出会えた野鳥の紹介でした!
会いたかったルリビタキに会えたし、そのほかにもたくさんの野鳥を観察することが出来ました。
タシギやレンジャク、キジには出会えなかったけど、次回の楽しみとして取っておこう(笑)
自然も多く野鳥が生活しやすい環境なので、歩いていてとても楽しい場所でした。
ルリビタキが山に帰る前に、もう一度行きたい場所です!
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。