
都内ではソメイヨシノも散って、春も半ばになろうという時期ですね。
でもこの記事はちょいと時期をさかのぼって3月上旬に撮った写真を紹介します。
この時期、近所の公園では梅が満開になったので、ウメジロー撮影を楽しみました。
近所の公園の梅は背が低く、ウメジロー撮影がすごくしやすいんですよね。
いくつかの梅林にも行きましたが、近所が一番ウメジロー撮りやすい(笑)
もう十何年も住んでいるのに、そのことに気づいたのは去年だったりします。
もっと早く気づけばよかった(笑)
今回も結構可愛く撮れたと思うので、ウメジローの写真を中心に載せていきます。
今回で出会った野鳥
今回撮影した野鳥は以下の5種。
うちの近所の公園は、普通の運動公園なので鳥の種類はもともと少なめ。
なので、撮影出来たのは5種のみです。
目的はウメジローなので、それが撮れれば満足です(笑)
メジロ(ウメジロー)

満開の梅にご満悦な感じのメジロちゃん。
数羽でやって来て、美味しそうに梅の蜜を食べていました。

梅の陰から何かを覗いてるような表情が可愛いですね。

正面顔も可愛い(笑)
おっさん、何勝手に撮ってんねん!って言いそう。

メジロは、目の周りが白いのが特徴なんだけど、それが怖く見えることが多いんですよね。
これはちょっとふんわりした感じに撮れたかな。

メジロの顔は少し角度があった方が可愛く見える気がする。
梅の花も満開になるとすごく見事ですよね。

今回のウメジロー写真は、ほとんどノートリミング。
鳥との距離は、3mくらいなので望遠レンズで撮ったら、この写真くらいの大きさで撮れちゃう。
おかげで羽毛の質感もすごく表現出来たな。

こうやってじっくり見ると、メジロの色って綺麗ですよね~。
派手ではないけど、喉の黄色とかほんと鮮やか。

蜜を食べてるウメジロー。
嘴の周りに花粉を付けまくっています。
これで梅の花が受粉するのね~。
シジュウカラ

梅の木にやってくるのはメジロだけじゃありません。
シジュウカラもやってきます。
シジュウカラは、メジロのように蜜を食べるというよりは、梅に付いてる虫を探しに来ている感じでした。
シジュウカラって目の辺りが黒いので、目をばっちり写すのが難しいんだけど、この子は綺麗に撮れた。
しかもなんかすごく可愛く撮れた気がする(笑)
シジュウカラはすごく身近な鳥だけど、とっても可愛いので是非観察してみてください。
ヒヨドリ

メジロと同じく蜜を食べに来るのがヒヨドリ。
ヒヨドリからしたら梅なんて小さな花なんだけど、嘴を器用に使って蜜を食べるんですよね。
嘴の先っちょ黄色くなっているのがわかりますよね(笑)
ヒヨドリも梅から蜜をもらう代わりに、ちゃんと受粉を促してあげる梅にとってはありがたい存在なのよね。
でもウメジローを私に撮っては、ちょっと厄介者。
だって、蜜を独占したいのか、周りにいる鳥をすべて蹴散らしちゃうんだもの。
ほっぺが赤くて可愛いんですけどね~。
そして色が地味なので、花と撮ると存在が霞む(笑)
ヒヨドリを可愛く撮るって難しいなぁ。
ツグミ

この鳥はツグミ。
冬になるとたくさん見られる鳥なんだけど、今年は近所の公園ではあまり見かけませんでした。
3月上旬くらいになって、やっと現れ始めた感じだった。
来季はたくさんやって来るかなぁ。
胸のウロコ模様が美しい鳥ですよね!
エナガ

最後はエナガ。
エナガは他の鳥よりも、少し早めに繁殖を開始する鳥。
3月上旬には、せっせと巣材集めに勤しんでいました。

巣材は主にクモの巣。
上の写真は、街灯に付いたクモの巣を引っぺがしているところ。
こうやって集めた巣材をツボ状に編みこんで行って、ふかふかの巣を作ります。
今年は雛ちゃんが団子状態になる、エナガ団子を見ることが出来るかなぁ。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はこちら使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
ウメジロー撮るなら近所が一番(笑)
以上、近所の公園でのウメジロー撮影のレポートでした。
結局、ウメジローを撮るなら、近所の公園が一番撮りやすいって再確認出来ました。
他にカメラマンもいないので、周りに気を使わずに撮れるし、メジロとの距離は近いし良い場所だ(笑)
お散歩がてらいって撮れるしね。
これから夏鳥がやってくる時期なので、夏鳥も散歩がてら探しに行こうっと。
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。