最近、SNSでコミミズクを載せいている人を見かけます。
コミミズクは冬鳥で、関東の河川敷などにも冬になるとやって来ます。
中型のフクロウの仲間で、モフモフした体で可愛いですよね~。
私も撮影してみたいと思い、埼玉県の河川敷に行ってきました。
行ったのは2023年1月末。
この日は運よく、結構明るいうちから目の前を何度も飛んでくれました。
おかげでなんとか写真を撮ることも出来た(笑)
この記事では今回撮影した写真を紹介していきます。
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コミミズクの写真
それではこの日撮れた写真を紹介します。
河川敷に着いたのは、14時くらい。
大勢のカメラマンが来ていて、その人たちが見ている方向を双眼鏡で見てみると、早くも発見(笑)
どこにいるかわかります?
写真の中央にぽつんと茶色い塊が見えると思いますが、それがコミミズク。
堤防から見ているので、コミミズクまでの距離は約150~200mくらい。
ここから飛んでくれるまでジッと待ちます(笑)
羽を伸ばしてくつろいでるコミミズク。
まだ飛ぶ気配がない(笑)
我々夫婦は鳥を見るのに待ったりするのは苦手なんだけどね。
この時は待ちました(笑)
堤防上を若干ウロウロはしたけど。
堤防に座って待っているとその時は突然やってくる。
こちらに向かって飛んできて来てくれた!
慌てて撮っているし、まだまだ距離は遠いのでピントが甘いのはご勘弁(笑)
そして20~30m先くらいの位置に留まってくれた!
首をぐるりと動かして、辺りを警戒している?
正面向かないかな~って思っていたら向いてくれた。
目つきが鋭いけど、フクロウの仲間ってやっぱり可愛いな~。
少ししてから獲物探しなのか飛び立ちます。
コミミズクの翼ってめちゃくちゃ大きいね。
良い感じの止まり木があって、そこに留まってくれる。
この時、距離は10mもなかったんじゃないかな。
コミミズクのサービスタイムなのかしら(笑)
最初、コミミズクって小さいミミズクって言う意味だと思っていたんだけど、そうでは無いらしい。
漢字で書くと「小耳木菟」で、耳が小さいズク(フクロウ)という意味なんだそうな。
耳は羽角のことで、ちっちゃな羽角があるようです。
この日は羽角がピョンと立ってる写真は撮れなかったので、その姿はいつか撮ってみたい。
コミミズクが飛ぶとそれにつられて大勢のカメラマンが動くのが、なんか面白い光景だった(笑)
この木で少し休憩したら、再び飛ぶ。
続いて留まったのはサッカーゴール裏のポール。
移動しながらネズミなどのご飯を探しているのかな。
このあと、堤防周辺を飛び回ってくれたので、飛翔写真に挑戦。
これがなかなか難しい。
飛びながら顔を横に顔を向けたりするんだけど、顔まで写すのは無理だった(笑)
横から見る姿は何とか撮れました。
飛びながら堤防の草の中にいるネズミなどの獲物を探してるんですね~。
すごい動体視力だな。
大きな翼を広げて飛ぶ姿は優雅に見えます。
でも意外とスピードは速い(笑)
あっという間に遠ざかって行きます。
コミミズクは飛びながらも横を向いたりもするんだけど、その姿がなかなか撮れない。
飛びながら顔をこっちに向けてくれたと思ったら、ピントが合わなかったりね(笑)
上の写真はピントが合ってればねぇ。
鳥認識AFが欲しい(笑)
こんな感じで、思ったような写真にはなってないけど、一応飛翔写真も撮れたかな。
そして再びこの木の枝に帰ってきた。
首は動かすけど、ここからしばらく動かなかった。
フクロウの仲間って、ほんと良く首が動きます。
どういう骨格してるんだろうか(笑)
しばらく待っても動く気配がなかったので、この日はここで撮影終了。
難しかったけど、撮影はすごく楽しいね。
コミミズクに魅了される人たちの気持ちが良く分かりました!
今回の機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はビクセンのもを使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
コミミズク撮影は楽しいぞ!
以上、コミミズク撮影のレポートでした。
この日も多くのカメラマンが集まって、コミミズク撮影を楽しんでいました。
留まっている姿は可愛いし、飛んでる姿は優雅。
実際に見て、その魅力がよくわかりました。
獲物を捕獲したり、羽角が出た姿は見れなかったので、今度は違う姿も撮れたら良いなぁと思います。
今季、もう一度くらいコミミズクの写真が撮りたいな。
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。