2023年9月末にちょっと1週間ほど北海道の旅に行ってきました。
北海道は言わずと知れた野生の王国で、野生動物や野鳥がたくさん生息しています。
大雪山系の山を登山している時にも、いろいろな野鳥や動物に出会えたので紹介して行きます。
エゾナキウサギやエゾシマリス、キタキツネ、クマゲラ、ギンザンマシコなど、北海道に行かないと出会えない野鳥や動物に出会えて、登山がすごく楽しかったです。
望遠レンズをぶら下げて山を登った甲斐があって、可愛らしい写真がいくつか撮れたので、この記事ではそれを掲載します。
エゾナキウサギやエゾシマリスの可愛い姿に、是非癒されてください!
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出会った動物と野鳥の写真
今回撮影した動物と野鳥は以下の通り。
ホシガラス以外は、北海道に行かないと出会えないものばかりで、撮れた枚数は多くなかったけど内容には満足です。
特にエゾナキウサギやクマゲラ、ギンザンマシコに出会えたのは嬉しかった。
では早速写真を紹介して行きます。
エゾナキウサギ
まずはこちら。
エゾナキウサギです。
日本では北海道でしか見られないウサギの仲間です。
北海道でも比較的標高の高い地帯のガレ場に生息しています。
wikiによると北見山地、大雪山系、夕張山地、日高山脈などに生息しているみたい。
ウサギの仲間だけど、耳は短く丸いのが特徴。
大きさは20cm弱と小さく、色が地味目なので岩場で探すのは意外と難しい。
正面顔が愛嬌があってすごく可愛いのよねぇ。
普段は岩と岩の隙間に入っていて、たまにひょっこりと岩の上に出てきてくれます。
岩の上に乗って日向ぼっこしたり、可愛い声で鳴いている時が撮影のチャンスかな。
昨年、北海道に住む友人にエゾナキウサギを見られる場所に連れて行ってもらって、今年もその場所に行ってみたら何とか見つけることが出来ました。
スポットに到着すると声は聞こえるもののなかなか姿を見せてくれなかったんだけど、1時間ほど待ってみたら少しだけ姿を見せてくれました。
今年もこの可愛らしい姿を見ることが出来て良かったです。
エゾナキウサギを見つけるコツは、鳴き声を覚えておくことと、鳴き声が聞こえたら静かに待つということ。
運にもよるけど、結構忍耐がいるかもしれません。
この写真を撮った山以外の場所でも声は聞こえたのですが、そちらでは姿を見ることは出来なかったです。
ナキウサギ待ちのカメラマンと少し話をしたんだけど、その方はその日朝からずっと待っていたけど見れてないと言ってた。
出会たらラッキーくらいの気持ちで探しに行くのが良いのかもしれませんね。
来年も会いに行きたいなぁ(笑)
エゾシマリス
続いてこちら。
エゾシマリスです。
エゾシマリスも日本では北海道でしか見ることが出来ない動物です。
本州でもシマリスが生息している山があるんだけど、それはペットだった個体が野生化して繁殖したものです。
本州で野生化しているのはチョウセンシマリスね。
ちなみに見た目の違いは私にはわかりません(笑)
エゾシマリスは北海道全域に生息していて、登山していたり森を散策していると出会えることがあります。
今回は登山中に何度か出会いました。
上の写真は山の山頂付近にいたエゾシマリスさん。
ハイマツの緑が背景になって良い感じの写真になったかな。
欲を言えば顔がもうちょっとこちらに向いてたらベストだったんだけどね(笑)
こちらは、下山中に別の登山者さんがシマリスがいるよって教えてくれた子。
木の陰に隠れて木の実を食べていました。
しばらく観察していると、結構大胆に外に出てきてくれた。
木の実を物色して~。
食べる(笑)
これ、結構近い位置から撮っています。
トリミングしないでもこの大きさで撮れた。
もはやリス園か!ってくらいの距離感でした。
何かを食べている時は、あまりこちらのこと気にしないのかな。
それか登山客の多い山なので人慣れしているのか(笑)
なんにせよ、可愛い写真を撮ることが出来たので、こちらとしてはありがたい。
この時期は冬に向けて貯食に勤しんでいる時なので、ほっぺがパンパンになるくらいに食べ物を詰め込んでいます。
ほっぺたが膨らんだシマリスの可愛さは半端ないね(笑)
今まで北海道に行っても、エゾシマリスの姿を写真に撮ることが出来ていなかったので、今回はバチっと撮れて良かったです!
キタキツネ
こちらは北海道の代表的な動物キタキツネ。
北海道の平地から高山帯まで幅広く生息している動物です。
このキタキツネは山の上で見つけました。
近くでナキウサギの声がしていたので、ナキウサギを狙っていたのかもしれません。。。
今まで車の運転中にチラッと見かける程度だったんだけど、今回の旅ではしっかりと見ることが出来た。
うちの嫁さん、ここまでちゃんとキタキツネを見れたのは初めてなんじゃないだろうか(笑)
遠めから見ると、もはやワンコですな。
キタキツネも登山中に出会えると嬉しい動物だな!
クマゲラ
続いて野鳥。
この鳥はクマゲラという鳥です。
クマゲラは、北海道と東北地方に生息するキツツキの仲間で、日本に生息するキツツキの中では最大です。
体長は60cm弱とかなり大きな鳥。
今回登山中に見つけたんだけど、かなり遠くからでもクマゲラってわかりました。
見た目がキツツキ!って感じがしますよね。
すぐに飛んで行ってしまったので写真はこの1枚のみですが、北海道に行ったら1度は見てみたいと思っていた鳥なので写真に撮れて嬉しい。
大きな体だけど、主食はアリ。
その他昆虫や果実なども食べるそう。
木を突く音もすごく大きいそうなので、今度は突いてる音も聞いてみたいなぁ。
そしてもっと近くで見てみたい(笑)
ギンザンマシコ
この鳥はギンザンマシコです。
日本では夏場は大雪山系や利尻岳のハイマツ帯に生息していて、冬になると平地に下りてきます。
冬場はまれに本州でも見ることが出来るようです。
アトリの仲間で、大きさは20cmくらい。
上の写真はメスなんだけど、オスは濃い赤い色をしています。
今回はオスの写真は撮れませんでした。
メスは色が控えめだけど、お顔が優しくて可愛いね。
次に北海道に行くことがあったら、オスも写真に収めたいな。
ホシガラス
この鳥はホシガラス。
ホシガラスは、カラスの仲間で体長は35cmくらい。
体の斑点模様がとても美しい鳥です。
ホシガラスは、本州でも見ることが出来る鳥で、比較的標高の高い場所で見ます。
綺麗な模様をしているので、登山客にも人気のある鳥だと思う。
松の種子を好み、松ぼっくりから器用に種子を取り出して食べます。
標高が高いハイマツ帯などによくいるので、登山する際には周りを見ながら歩くと結構見つけられます。
正面顔が結構愛嬌があって可愛い(笑)
私が大雪山系の山を登った時は、チングルマやウラシマツツジが綺麗に紅葉している時期だったので、背景も綺麗に写りました。
赤い絨毯にいるホシガラスもなかなか絵になりますね!
標高が高めの山を登る時には、撮りたくなる鳥です。
ハシブトガラ
最後はハシブトガラ。
こちらは、大雪山系の山の麓の森で出会いました。
ハシブトガラも北海道でのみ見ることが出来る鳥。
北海道では1年中見ることが出来ます。
シジュウカラの仲間の鳥で、大きさは12cm程度。
本州のコガラによく似ていて、ぱっと見は私には区別がつかない(笑)
横から見るとベレー帽をかぶったような感じに見えるのが可愛い鳥です。
北海道では普通に公園でも見られる鳥なので、公園を散歩などする時にも探してみると見られると思います。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はビクセンのもを使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
北海道の山は動物探しが楽しい!
以上、北海道の大雪山系のお山で出会った野生動物と野鳥でした。
北海道の山を散策していると、いろんな動物や野鳥に出会うことが出来て、ほんと歩くのが楽しいです。
望遠レンズを持って山に登るのは、結構大変なのですが頑張って登る甲斐があります。
シマリスは何度も見かけたし、運が良ければナキウサギにも会えるかもしれない。
登山中に動物や野鳥を見つけられるとすごく嬉しいので、是非探してみてくださいね。
登山がさらに楽しくなりますよ!
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。