2023年9月末の北海道旅行では道東方面もぐるりと周りました。
北海道の道東は大自然に囲まれた場所で、野生動物も多く生息しています。
その道東の海岸では、野生のラッコも観察することが出来ました。
かなり離れた位置からの観察だけど、貝を割る音なんかも聞こえてきて、とても感動しました。
他にはキタキツネを間近で見ることも出来、北海道は野生の王国だなと改めて実感した(笑)
この記事ではラッコの写真を中心に紹介して行きます。
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出会った動物と野鳥の写真
今回撮影した動物と野鳥は以下の通り。
ラッコ以外の動物や野鳥は、ラッコ観察の際に海岸を散策していたら出会ったものです。
ラッコだけでも大満足なのに、いろいろ出てきて楽しい散策でした(笑)
ラッコ
まずは今回のメインのラッコちゃん。
SNSやブロ友さんの記事などを見て、いつか野生のラッコを見てみたいと思っていたんだけど、その念願がかないました(笑)
ラッコは20世紀初頭に、日本では絶滅したとみられていたんだけど、1980年代くらいから再び北海道で目撃されるようになったそうです。
ということで、海岸沿いをラッコを探しながら散策してみる。
最初、なかなか見つけられなかったんだけど、崖からはるか遠くの方を見てみるとポツンと浮いてる生き物を発見。
それがラッコでした。
見つけた時ははるか遠くに見えていたラッコですが、次第に我々のいる崖の方に近づいてきます。
近づいてきたと言っても、双眼鏡や望遠レンズでやっと見える感じなんだけどね(笑)
それでも親子のラッコが戯れる姿を見ることが出来ました。
ラッコなんて水族館でしか見たことないですからね。
野生の個体を見れただけでも感動です。
ラッコを探しながら海岸沿いを歩いていると、カンカン音がしてくる。
崖をのぞき込んで見ると、ラッコちゃんが一生懸命貝を叩いてるじゃありませんか!
貝を叩く姿まで見れるとは!
貝を叩いた後、美味しそうにその貝を食べていました(笑)
また貝を叩く。
そして食べる(笑)
これは何貝ですかね~。
この貝を叩く音は結構大きくて周囲に響き渡ります。
この場所にラッコの撮影によく来てるという人が話かけてくれたんだけど、ラッコは様々なものを獲ってきては食べるそう。
貝はもちろん、カニやウニ、タコなども食べるんだとか。
その獲ってくるものが違うから、観察してて飽きないそうです。
タコを食べてるとこ見たかったなぁ(笑)
観察していると、いろんな仕草を見せてくれました。
毛繕い中のラッコちゃん。
お顔が可愛いですね(笑)
頭をカキカキ中。
お腹が可愛い(笑)
足と手がクロスしてる?(笑)
こちらは親子のラッコ。
親に甘える感じがたまらんね~。
見学出来た時間は短めだったけど、ラッコの可愛い仕草を見ることが出来て大満足。
崖の上から眺める感じで遠くからしか見れないんだけど、人間との距離が近すぎず良いのかもしれませんね。
動画も少し撮ったので載せておきます。
ラッコの可愛い仕草に癒されてください(笑)
ゼニガタアザラシ
こちらはゼニガタアザラシ。
最初、海の上にポツンとなにか浮かんでるからラッコだ!って思ったんだけど、よく見たらアザラシだった(笑)
北海道の海では、アザラシも普通に泳いでるのね~。
海で泳いでる時は顔しか見えないのが残念ね。
どこかの岩場とかには上陸したりするんだろうなぁ。
そういう姿も見てみたいですね。
キタキツネ
海岸沿いを散策していると遊歩道にひょこっと現れたのがキタキツネ。
さすが北海道、あちこちに野生動物が潜んでいる(笑)
このキタキツネさんは人慣れしてる様子はなく、我々と一定の距離を保っていました。
少しづつ近づいて見ると、離れて行っちゃう。
そしてこちらの様子を伺う。
とても毛並みの綺麗なキタキツネさんでした。
横から見ると凛々しい顔つきをしていますね。
今回の旅ではキタキツネとの遭遇率が高くて嬉しい。
ヒバリ
車を止めた駐車場にいたのがこちらの鳥。
ヒバリです。
駐車場周辺には、あちこちにいました。
スズメよりも多いんじゃないかってくらいいたな(笑)
ヒバリは全国的に見られる鳥だけど、うちの近くではあまり見ない鳥なので、写真が撮れて嬉しい。
ちなみに北海道では夏鳥なので、寒くなると南下するみたい。
緊張や警戒をすると冠羽が立つ鳥。
上の写真では少しだけ冠羽が立ってるかな(笑)
警戒心が薄いのか、結構近くに寄っても逃げなかったです。
地味な色だけど可愛い顔をしている鳥ちゃんですね。
車の陰に隠れながら撮った写真。
これはトリミングもしてないです。
かなり近づいても平気な顔をしていました(笑)
朝露キラキラの背景で撮れて、綺麗な写真になったかな。
タヒバリ
こちらはタヒバリ。(合ってると思うんだけど違うかな?)
ヒバリという名が付くけど、セキレイの仲間だそうです。
地面を歩く時にセキレイの仲間らしく尾を振りながら歩くようです。
すぐに飛んで行ってしまったので、その仕草は見ることが出来なかった。
シロハラゴジュウカラ
この鳥はシロハラゴジュウカラ。
本州にいるゴジュウカラの亜種で、北海道の個体はお腹が白いのが特徴。
木の幹を自由自在に動き回っている姿はよく見るんだけど、人工物に留まっているゴジュウカラを見るのは初めて。
本州では森の中にいるイメージなんだけど、北海道では開けた場所にもいるのね。
ゴジュウカラのいつもとは違う光景を撮ることが出来て良かったです!
オオジュリン
最後はオオジュリン。
この鳥は、本州でも見ることが出来ます。
ただ私は写真を撮ったことが無かったので、写真が撮れて嬉しい。
ホオジロの仲間で、オスの夏羽は頭が黒くなります。
なので、メスなのかな。
真っ黒な頭のオスも見てみたいですね。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
ラッコの仕草はたまらん可愛さ
以上、北海道の海岸沿いで出会った動物と野鳥でした。
今回はラッコに会えたのがめちゃくちゃ嬉しかった。
親子で戯れる姿や貝を叩く光景を見れただけで幸せ(笑)
北海道は海も陸も野生動物の宝庫ですね!
とても楽しい散策でした。
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。