先日、よく行く埼玉の公園にまた行ってきました。
先日ウソの写真は撮れたんだけど、納得いく出来ではなかったので、ウソの綺麗な写真が撮りたかったのと、トラツグミやベニマシコにあいたいなぁと思って再び行ってみました。
残念ながらウソやトラツグミには会うことは出来なかったけど、今回はヒレンジャクに出会うことが出来ました。
この時期になると関東平野部の公園でも見ることが出来て、カメラマンにも大人気の鳥です。
ちょっと遠めでしか見られなかったけど、一応写真にも撮れてそれだけで満足。
その他にいろいろ可愛い鳥に会えたので、その写真を紹介していきます。
【PR】カメラと交換レンズのレンタルなら【GOOPASS】⇒
出会った野鳥の写真
今回撮影した野鳥は以下の通り。
今回はヒレンジャクをはじめ、ルリビタキやベニマシコにも会えて、結構充実した探鳥でした。
本当は綺麗なピンク色をしたウソを撮りたかったけど、それは仕方ないかな。
行くと何かしらに出会える場所なので、楽しく探鳥が出来て良いな。
ヒレンジャク
まずはこちらの鳥、ヒレンジャクです。
目元の黒いラインにシュッとした冠羽が特徴の鳥で、羽毛のキメが細かくてツルンとした感じも良い。
尾羽の先が赤色なのでヒレンジャク。
同じような鳥でキレンジャクというのもいて、それは尾羽の先が黄色です。
群れで動く鳥なので、一羽見つけるとその周辺には結構たくさんいたりすることが多いんだけど、この日は数羽のみ。
上の写真には3羽ほど写っています。
写真の中にある緑の植物がヤドリギで、ヒレンジャクはこの実を混んで食べます。
ここのヤドリギの実は、ほぼ食べつくしちゃったみたいだけどね(笑)
ヤドリギの実は粘着力が高く、ヒレンジャクに食べてもらって、別の場所に糞をしてもらうことで、別の場所にある木に寄生して成長する木。
ヒレンジャクとはwin-winの関係なんですね(笑)
今回はちょっと遠めでしか撮ることが出来なかったので、画像はボヤボヤだけどヒレンジャクってどんな鳥かくらいはわかるレベルにはなっているんじゃないかな。
春になると去ってしまうので、シーズン中にもうちょっと綺麗に撮れたら嬉しいなぁ。
ルリビタキ
こちらはお馴染みのルリビタキ。
今シーズンは青いオスに会うことが多くて嬉しい。
この日も、とても綺麗な色のルリ太君に出会うことが出来ました。
冬も終わりに近づいてくるこの時期には、ルリビタキもこの場所に慣れているようで、だいぶ警戒心は低くなっています。
なので、カメラマンが数名ならんでカメラを向けていても、全く気にする様子はなし。
何なら、「おっさん達、おいらのことを撮りなよ」って感じで、撮りやすい場所にも出てきてくれます(笑)
今回撮ったルリビタキは脇の黄色がすごく綺麗な個体でした。
このルリビタキもルリ太というより、ルリ蔵って感じかな(笑)
眉斑もキリっとしてて、イケメンですよね!
大雪が降った週の週末だったので、園内に雪が残っていて背景に雪が入ったのも嬉しいね。
青い鳥の中でもカワセミと同じくらい好きな鳥だな。
色は綺麗だし、動きも可愛いしね。
この日、一番遊んでくれたのはルリビタキで、この子を撮れただけでも満足の一日でした!
ベニマシコ
ウソと並んで、この日の目的の一つがベニマシコを撮ることでした。
でも園内を歩いても全然見つけられず、帰り際にチラッと見た水路でやっと鳴き声を聞くこと出来ました。
そしてその鳴き声を頼りに辺りを探し見ると、少し遠かったけどベニマシコのオスがいた!
今回は赤い個体の写真が撮れていなかったので、写真に収められただけでも良しとしよう。
遠くからでもわかるくらい綺麗な赤い色の個体でした。
ルリビタキくらいのサービスがあったら、さらに嬉しかったんだけどな(笑)
ジョウビタキ
こちらも今季はよく出会っている鳥ジョウビタキ。
例年だとメスの方がよく会うんですけどね。
今季は、オスによく会う気がします。
この日はそこまで寒くなかった気がするけど、それでもまん丸になっていた(笑)
ジョビ太君もフレンドリーでカメラマンには嬉しい存在です。
綺麗なオレンジ色の鳥の写真が撮れるだけでも楽しいよね!
こちらはメスのジョビ子さん。
ジョビ子さんがまん丸プクプクになるとめちゃくちゃ可愛いんだけどね。
この日はまん丸にはなってくれなかった。
オスに比べると地味だけど、背中のオレンジはすごく綺麗です。
尾羽をピロピロさせる仕草はすごくキュートですよ!
ホオジロ
この鳥はホオジロ。
雪の中でご機嫌な感じでご飯探しをしていたので、思わず撮っちゃった写真。
やっぱり雪が背景って良いよね。
遠くから撮影しているので、鳥はぼんやりしているけど、雰囲気は好きな写真です。
関東で雪が降ると、バーダーさんが寒い中カメラを持って園内をウロウロするみたいなんだけど、私はそれは出来なかった。
寒くて家から出るのが億劫だったので(笑)
なので残雪で撮ることくらいしか出来なかったけど、それでもこの写真が撮れて良かったな。
雪が入ることで季節感が一気に増しますよね。
北海道にはユキホオジロという可愛い鳥がいるんだけど、こちらは雪のホオジロ。
私の中ではこれも雪ホオジロだな(笑)
いつか北海道にユキホオジロを撮りに行きたい!
エナガ
こちらはエナガ。
北海道のシマエナガと同じ種類です。
本州のエナガは、顔に黒ラインがあるのが特徴ね。
シマエナガも可愛いけど、本州のエナガも可愛いのよ(笑)
とても小さな鳥でさらに動きが速いので、写真を撮るのはなかなか難しい。
私はいつもその動きに翻弄されてばかりで、バチっとした可愛い写真がなかなか撮れずにいます。
今回撮れた写真も、まぁまぁかなって出来ですな。
ちょっとボヤってるし。
それでも可愛く撮れた時にはかなり嬉しい鳥なので、群れに遭遇すると撮影のチャレンジはします。
ジュルルジュルルという声が聞こえたら、群れが近づいてきた合図。
頑張って撮影してみましょう!
カワラヒワ
この鳥はカワラヒワ。
鳴き声がとても可愛い鳥です。
翼に黄色が入っていて、飛ぶ姿綺麗な鳥なんだけど、飛んでるとこは撮れたためしがない(笑)
嘴が大きめで、やや顔が厳つい系だけど、愛嬌のある顔で可愛いよ。
東京近郊の公園でもちょくちょく見かける野鳥の一つです。
アオジ
この鳥はアオジ。
アオジのメスになりますね。
後ろ姿はスズメっぽく見えちゃうけど、前から見ると綺麗な黄色の鳥です。
オスは黒っぽい顔なだけど、メスは色が薄めで優しく見えるので可愛いです。
アオジもこの季節には東京近郊の公園でもよく見るスタンダードな鳥ですね。
コゲラ
この鳥はコゲラ。
キツツキの仲間で、日本のキツツキの仲間の中では最小。
東京の公園にもたくさんいる一番身近なキツツキです。
小さな体だけど、木をつつくと結構大きな音が鳴ります。
動きがちょこまかしてて、ファインダーに収めるのが意外と大変なんですが、久しぶりにそれなりの写真が撮れたかな(笑)
コゲラの顔ってすごく可愛いですよね!
モズ
最後に紹介するのはモズの女の子。
じーっと地面を見つめていました。
何か獲物さがしてるんだけど、何がいるんだろう。
秋口までならバッタとかがいると思うんだけど、この時期って何を捕って食べてるのかなぁ。
結局この時は何も捕らなかったので、何を狙ってたのかわからなかったけどね。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
鳥の種類が多くて冬の探鳥は楽しい
以上、埼玉の公園での探鳥レポートでした。
ヒレンジャクやルリビタキ、ベニマシコなどの色が綺麗な鳥にも会えたし、雪が背景の季節感のある写真も撮れて、かなり充実した探鳥でした。
これから暖かくなっていくと、冬鳥たちはここを去り涼しい場所に移動してしまいます。
今年は暖かくなるのが早そうなので、この鳥達も去るのが早いのかなぁ。
いるうちにもうちょっと写真を撮っておきたいね!
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。