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荒川大麻生公園の野鳥スポット
荒川大麻生公園は、荒川河川敷を利用して造られている公園です。
自然の生態系を後世に残すため、動植物の保護育成を行っていて、園内は木々が多く野鳥も棲息しやすい環境になっています。
森と河川敷があるので、それぞれに棲息する野鳥を見ることが出来るため、観察できる野鳥の種類も多い公園です。
野鳥の森
この公園のメインとなっているのが「野鳥の森」で、広い敷地内にたくさんの木々が植栽されています。
その森の中には自然観察路が整備されていて、とても歩きやすく探鳥もしやすくなっています。
自然観察路を歩いていると、あちこちから様々な鳥の声が聞こえてきます。
耳を澄ましながら歩くととても気持ちの良い場所です。
野鳥撮影に関して言うと、木々がかなり生い茂っているので、ちょいと難しいことが多いかも。
自然観察路などに出てきてくれた場合はチャンスですね。
様々な鳥がいると思いますが、今回はエナガやシジュウカラ、アオジ、カケス、メジロ、ヒヨドリ、コゲラなどを見ました。
あとは声だけですがルリビタキもいました。
園内をさっと歩いた場合は1時間くらいで周れると思いますが、野鳥を探しながらのんびり歩く場合は2~3時間かかると思います。
野鳥の森の中の池
野鳥の森の中にある池です。
駐車場から5分程度歩いた場所にあります。
私が行った日は平日だったので、カメラマンは少なめでしたが、唯一数名のカメラマンが待機していたのがこの池です。
この池は鳥達の水場になっているようで、待っているといろんな鳥が水浴びや水を飲みに来ます。
私は短時間しかいなかったので、メジロ、アオジ、ヒヨドリくらいしか見てないですが、根気よく待つと何種かの鳥に会えるかもしれません。
野草の広場
荒川河川敷側に出ると、広い草地が広がっています。
こちらでは森の中とは違った鳥に出会えるので、河川敷側も歩くのがおすすめです。
森と違い視界は開けていて明るいので、野鳥の撮影もしやすいです。
こちらではモズやジョウビタキ、ホオジロなどの鳥に出会えました。
あと一瞬ですが、ベニマシコの姿も確認しました。
冬の草地は観察がしやすいので、こちら側も見逃さず歩いてましょう!
荒川大麻生公園で出会える野鳥
駐車場から野鳥に森に入る入口付近に、写真のようなホワイトボードがあります。
そこには記載されている日付に観察された鳥の種類が書かれています。
探鳥する際の参考にすると良いと思います。
荒川大麻生公園で見られる代表的な野鳥は以下の通りです。
上の一覧表は、荒川大麻生公園のお散歩ガイドを参考にまとめたものです。
上記以外の鳥にももちろん会える可能性があります。
あくまで参考程度に見てみてください。
ちなみに荒川大麻生公園のお散歩ガイドは公式のXで毎月掲載されています。
公園に行くときに参考にしてみるのをおすすめします。
荒川大麻生公園で撮影した野鳥写真
荒川大麻生公園で撮影した野鳥写真を紹介します。
今回、鳥達の警戒心が強く、ちょっと撮影に苦戦したので、撮れた野鳥の種類は少なめです。
こんな野鳥の写真が撮れるんだぁくらいの感じで見てみてください。
エナガ
まずはエナガ。
森の中にたくさんいます。
たくさんいるけど撮影は相変わらず難しい(苦笑)
群れで動いているので、エナガ軍団が来ると声でわかると思います。
カケス
こちらの鳥はカケス。
カラスの仲間で、翼に綺麗な青いラインが入っているのが特徴です。
カケスも野鳥の森の中に結構いると思います。
自然観察路を歩いていると、ちょくちょく声は聞こえました。
ただ森の中は木々が結構茂っているので、枝の隙間を縫って撮影する感じになります。
この写真も何とか撮れた一枚。
森での撮影って難しいですね。
メジロ
野鳥の森の中の池に水浴びをしに来たメジロです。
この水場にはメジロはちょくちょくやって来てそうですね。
群れでやって来ては水を浴びたり、水を飲んだりしています。
この池は、野鳥達にとって貴重な水場となっているようでした。
メジロの水浴びはとても可愛いので、池の畔で少し待ってみるのも良いと思います。
アオジ
この鳥はアオジ。
冬になると平野部の公園にやってくる漂鳥です。
夏場は山の方で繁殖をしています。
冬場は地面を啄んでいる姿をよく見ます。
うちの近場の公園のアオジだと、そんなに警戒心が無いので、近くによって写真を撮れるんですが、今回のアオジたちは少しでも近づくと飛んでしまいました。
なので、遠くからの撮影だったので、写真はちょっとぼんやり気味です。
池に水浴びに来ていたアオジ。
お腹の黄色が綺麗な鳥ですね。
水浴び姿はとても可愛いけど、ちょっと距離があるのが難点かな。
ハクセキレイ
畑っぽい場所にいたハクセキレイです。
ちょこまか動きながら地面を啄んでいました。
虫かなにかを食べていたのかな。
歩くスピードが意外と速く、被写体ブレを起こすので、シャッター速度を上げて撮りました。
ご機嫌な感じで歩く姿が可愛い鳥です。
モズ
この鳥はモズ。
河川敷側にいました。
このモズは、お腹の鱗模様がハッキリしているのでメスですね。
木の枝の上から地面を見つめて獲物を探し、見つけたらふわっと舞い降りて捕まえます。
とても狩りの上手い鳥です。
ホオジロ
こちらも河川敷の草地にいたホオジロ。
この時期は河川敷などの開けた草地でよく見かける鳥です。
色は地味めだけど、とても可愛い顔をしてます。
よく見ると、目元に白いほくろのような模様があるのがチャームポイントかな。
ジョウビタキ
最後は冬の定番の鳥ジョウビタキ。
うちの近場の公園のジョウビタキは、結構警戒心が低いので近くによって撮影しやすいんだけど、この公園のジョウビタキは警戒心が強めでした。
なので、離れた位置から撮影。
上の写真はオスのジョウビタキですが、鮮やかなオレンジ色は表現できているので良かったかな。
秋になると平野部の公園にやってくる鳥で、都内の公園などでも見かける鳥です。
開けた場所にも出てきやすい、撮影は比較的しやすい鳥ではあります。
こちらはメスのジョウビタキ。
この子にも結構距離を取られました(苦笑)
お目目ぱっちりの可愛いお顔が写って良かった(笑)
荒川大麻生公園について
私が使用している撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はこちら使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
野鳥が生息しやすい公園です
以上、荒川大麻生公園のレポートでした。
広大な河川敷に造成されている公園で、とても自然が豊かです。
森や草地など様々な環境があるので、見られる野鳥の種類も多め。
自分で探すのが自信なしの人は、池でじっくりと待ってみるのも良いと思います。
都内からだとちょっと遠く、行きにくい場所ではありますが、探鳥地としてはおすすめです。
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。