夏も近づき気温の高い日が続いています。
こうなると近所の公園では見られる鳥の数も少なくなり、いわゆる鳥枯れと言われる時期に突入します。
近所の公園を散策してもあまり楽しくないので、荒川河川敷まで足を延ばして見ました。
この時期の河川敷では、オオヨシキリやセッカがたくさん鳴いていてとても賑やか。
特にオオヨシキリは夏鳥でこの時期にしか見られない鳥。
特徴のある鳴き声を聞くと夏が来たなぁって感じることが出来ます。
暑いけど河川敷を歩いていると楽しいですよ!
歩くときは熱中症や日焼け対策は忘れずにね。
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今回出会った野鳥
出会えた種類は少なかったけど、オオヨシキリやセッカなど狙っていた鳥には出会うことが出来ました。
アマサギにも会いたかったんだけど、アマサギは見つけることが出来ませんでした。
期待してなかったコチドリに会えたのは嬉しかったな。
セッカ
まずはセッカ。
セッカは河川敷や農耕地など草地に生息する留鳥です。
ヒッヒッヒッヒッヒッという鳴き声でなくんだけど、今までその声がセッカだって知らなった(笑)
声を覚えるとセッカが河川敷にたくさんいることがよくわかった。
声はすごくよく聞こえるんだけど、姿はなかなか見つけられませんでした。
体が12.5cmと小さい上に近くにはなかなか留まってくれないので。
声がすると思って、草地をじっくり探して見るも見つからず、上を見上げると鳴きながら飛んでたりします。
そしてしばらく飛んだ後、草地に舞い降りてくるんだけど、大概遠くに留まる。
なので小さくしか撮れませんでした(涙
体が小さく軽いので、細い草の茎に留まってもバランス取れちゃう。
望遠レンズで見てるからなんとか探せるけど、肉眼だとかなり難しいです。
なので双眼鏡は持って行った方が良いね。
すごく可愛い鳥なので、もうちょっと近くで撮影したかったなぁ。
今年沖縄に行った時に初めてセッカに会って撮った写真の出来が良かったので、そのレベルの写真を目指したんだけど全然無理やった(笑)
沖縄で撮ったセッカはこちらね。
これくらいの解像度の写真が撮りたい!
ということでまた河川敷に撮りに行かねば(笑)
オオヨシキリ
河川敷でセッカと並んで賑やかなのがオオヨシキリ。
夏鳥で夏になると繁殖ために日本にやってきます。
草地の中に巣を作って繁殖するんだけど、その鳴き声がまた賑やかというかうるさい(笑)
ギョギョシギョギョシって感じの鳴き声で、ボリュームもデカいです。
草のてっぺんや電線などで囀ってることも多いので、声のする方をじっくり探すと比較的見つけやすいかな。
でも今回オオヨシキリも遠くにいる個体しか見つけられなかったので、写真はイマイチ。
大口開けて、力いっぱい囀っている姿を綺麗に撮りたかったなぁ。
オオヨシキリもそのうちリベンジに行かねば。
コチドリ
この鳥はコチドリ。
コチドリも夏鳥でこの時期にやってくる鳥。
干潟や湿地帯を好み、この日は田んぼで見つけることが出来ました。
コチドリがいると思ってなかったので、見つけられて嬉しい。
黄色いアイリングが特徴のすごく可愛い鳥ですね。
足を小刻みに振動させて獲物をおびき出して捕まえます。
その仕草がとてもコミカルで可愛いの(笑)
すぐ飛び去ってしまったので、あまり写真が撮れなかったけど、出会えただけでも嬉しいので満足。
モズ
最後はこちら。
モズの幼鳥です。
モズの幼鳥って初めて見た~。
あどけない表情をしているけど、嘴はすでにモズっぽい(笑)
親鳥も近くにいるのかなぁって思って探して見たけど、見つけられなかったな。
給餌している光景も見てみたかったな。
今回の機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はビクセンのもを使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
夏の河川敷は楽しい!
以上、荒川河川敷の探鳥レポートでした。
アマサギに会えなかったのはちょいと残念だけど、コチドリがそれを補ってくれました。
キジもケンケン鳴いてたんだけど、姿は見つけられなかったな。
でもセッカやオオヨシキリなどは見つけられたし、モズの子供も初めて見ることが出来て良かった。
難点は暑いという点だな。
この時期の探鳥は暑さとの闘いです(笑)
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。