2023年の年末に埼玉の公園で探鳥納めをしました。
ジョウビタキやルリビタキなどは、この地に慣れたようでだいぶフレンドリーになっていました。
そして今回はキクイタダキにも遭遇。
木の上のほうで飛び回っていて、撮影が難しく写真はうまく撮れなかったけど、楽しい探鳥となりました。
気温も穏やかで探鳥しやすい1日でした。
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出会った野鳥の写真
今回撮影した野鳥は以下の通り。
前回、ルリビタキの青い個体に会えななかったので、今回は青い子に会いたくて行ってみました。
青い個体には出会えたんだけど、ちょっと写真はイマイチな仕上がり。
また撮りに行かないとなぁって感じです(笑)
出会えた種類は少なめですが、キクイタダキに会えたのが嬉しかったな。
その他にベニマシコやウソ、トラツグミなどを期待していたんだけど全部空振り。
探鳥って難しいね。
ルリビタキ
今回の本命の鳥ちゃん、ルリビタキ。
前回にこの公園に来た時には、メスの個体にしか会えなかったので、真っ青なオスに会いたくてきました。
上の写真の子は、前回もあったメスのルリ子ちゃんかな。
前回と同じエリアにいました。
ルリビタキは縄張りの中を、ちょこちょこと移動するので、一回出会った場所に行くとまた会える可能性があります。
そしてこちらは念願の青いオス。
金網の向こう側にいたので、こんな写真になってしまった。
距離的には近いので、ちょっと残念だな。
ジッと待っていたらこちらに出てきてくれたかもしれないんだけど、この公園人気の探鳥地で他にもカメラマンが多数いて撮っていました。
中にはこの子が動くとそれに合わせて追いかけちゃう人もいて、なかなかこちらに来てくれなかった。
追うよりも待った方が近寄ってくれる可能性高いのにね。
ということで、ここでの撮影は断念して違うエリアへ。
別のエリアでは道に出てくるルリ子ちゃんがいました。
ここにも他のバーダーさんがいたんだけど、絶妙な距離を保って観察していたので、結構じっくり見ることが出来ました。
この時期のルリビタキは人の目線の高さにいることが多く、とても観察しやすい鳥です。
公園や道や林道などにもよく出てきてくれるので、行く機会があったら観察しながら歩いてみてください。
ジョウビタキ
こちらはこの時期のお馴染みの鳥ちゃん、ジョウビタキ。
秋になると関東の平地にもやってくる鳥で、来たばかりの時はちょっと警戒心強めなんだけど、慣れてくると警戒心も薄れて比較的近くで観察することが出来ます。
ジョウビタキもルリビタキと同様に、人の目線の高さに留まってくれることが多く、とても観察しやすい鳥の一つ。
オスのジョビ太君は、顔が黒いのでキャッチライトが入っていないと、目の位置がわかりにくいのよね。
その辺が、写真を撮る時に難しかったりします。
上の写真はキャッチライトが入ってないので、目がイマイチわからないですよね。
この写真は微妙に目の位置がわかるかな(笑)
顔が黒い鳥は難しいなぁ。
赤い実を食べに来ているところ。
食べる瞬間を撮ろうと狙ったんだけど、その写真はボケボケだった。
撮影の腕が無さ過ぎて涙が出るのぉ(笑)
この時期は花はほとんど咲いていないので、こういうカラフルな実とのコラボを撮りたいんだけど、なかなか難しい。
こちらはジョビ子さんです。
この写真にはキャッチライト入っているのがわかるでしょうか。
目がキラリと光ってる方が鳥の写真も映えるみたいです。
ちょっと丸っこく見えて、ジョビ子さんはやっぱり可愛いな。
キクイタダキ
この鳥はキクイタダキ。
夏場は標高の高い山に生息していて、冬になると関東の平地にもやってくる鳥です。
全長が10cm程度で体重は3~5gのとても小さな鳥。
国内に生息する鳥の中でも最小の部類に入る鳥です。
針葉樹を好み、今回も針葉樹の中を飛び回っていました。
動きがちょこまかと速く、ジッとしていないので写真を撮るのがかなり難しい。
しかも針葉樹なので葉が落ちないので、葉っぱが被りまくるし。。。
さらに木の上の方から降りてこないので、ずっと上を向いたままで撮影。
他にもカメラマンがいっぱいいたけど、みんな悪戦苦闘していました(笑)
で、私が撮った写真でマシなのが上の2枚ね。
かろうじてキクイタダキだよーってわかる証拠写真程度のレベル。
キクイタダキは頭に黄色い部分があるんだけど、そのトレードマークを写すのは難しかったです。
何とか黄色い部分が入った写真はこれのみ。
ブログに載せられるレベルじゃないんだけど、頭が黄色いよって言うのを紹介するために載せておきます。
素早い動きにかなり振り回されたけど、撮影は楽しかったかな。
この鳥をばっちり撮れるようになりたいですな。
ビンズイ
この鳥はビンズイ。
セキレイの仲間です。
夏場は山の中にいて、冬になると低地に下りて来る鳥。
芝生や農耕地などにいるのをよく見かけます。
セキレイらしく、歩く時に尾羽をピコピコさせてるのが可愛いです。
正面から見るとこんな感じ。
なんでしょうこの愛嬌のある表情は(笑)
この時期の鳥ちゃんはみんなまん丸になっていて可愛いよね。
シロハラ
この鳥はシロハラ。
秋になるとやってくる冬鳥です。
落ち葉をひっくり返して、その下にいる虫などを食べています。
木が生い茂るちょっと暗めの落ち葉が積もった場所にいる印象が強いかな。
落ち葉をガサガサさせる音がしたら、シロハラの可能性が高いかもね。
ヤマガラ
最後に出会ったのはヤマガラ。
シジュウカラの仲間の鳥で、比較的よく見る鳥。
木の上で木の実を突いている音をよく聞きます。
珍しくはないけど、とても可愛い鳥なので見つけると撮りたくなる。
ヤマガラファンって結構多いと思うよ。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
2023年も楽しく探鳥が出来ました
以上、2023年も楽しい探鳥で締めくくることが出来ました。
2024年も楽しく探鳥しつつ、いろんな鳥の写真を紹介して行ければと思います。
今年も可愛い鳥との出会いをたくさんしていきたいな。
まずはキクイタダキのバチっとした写真を撮ることが目標かな(笑)
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。