
インスタでフォローしているバーダーさんが海辺に鳥を見に行ってて、可愛い鳥ちゃん達の写真をアップしてたんですよね~。
それを見て海辺にバーディングしに行きたいなぁって思っていたので、この週末天気が良かったので行ってきました。
今回行ったのは以前から気になっていた三番瀬海浜公園。
三番瀬海浜公園は船橋市にある海沿いの公園。
砂浜があり干潮時には干潟が出来て、そこにたくさんの野鳥がやって来ることでも有名。
そんなに人も多くなくのんびりと海の景色を眺めるだけでも気持ちの良い場所でした。
もちろん鳥もたくさんいてバーディングも楽しめたし、また行きたいと思える場所だった。
今回出会った鳥はミユビシギ、ハマシギ、ミヤコドリ、ウミネコ、ジョウビタキなどなど。
今まで海辺にバーディングしに行ってなかったので、鳥の種類がイマイチ見分けがつかなったけど楽しかったです(笑)
海鳥を見るにはかなりいい場所だと思う!
三番瀬海浜公園で出会った野鳥たち
では早速この日出会った鳥ちゃん達を紹介していきます。
ミユビシギ

まずはこちら。
前々から見てたいと思っていたミユビシギちゃん。
チドリ目シギ科の鳥で、日本には旅鳥として春と秋にやってくるそうです。
関東から西では冬に着て越冬するものもいるみたい。

体長は19cmくらい。
ちょこまかした動きが可愛い鳥です。
砂の中にいる貝やゴカイなどを好んで食べる。
私が見た時もちょこちょこ動いては地面を突いて何かを食べてました。

ハマシギと一緒にいることも多いのかな。
上の写真はハマシギの群れの中にミユビシギが混ざってた(笑)
真ん中の正面を向いてるのがミユビシギちゃんね。
砂地を好んでいて波打ち際でもよくご飯探しをしていて、波が来ると一斉に波から逃げる仕草が可愛いのよね。
この日は干潟になっていたのでその光景は見ることは出来なかったけど、いつか見てみたい(笑)
ハマシギ

ミユビシギと一緒に行動していたハマシギ。
チドリ目シギ科の鳥で体長は21cm。
ミユビシギに比べると、嘴がちょっと長めかな。
私は海辺に鳥を見に行くことがあまりなかったから、全然知識が無くてぱっと見た感じではミユビシギとの区別はつかなかった(笑)

日本には旅鳥・冬鳥として飛来する鳥で、日本の中でももっとも多く見られるシギ類の一つ。
主に甲殻類や貝類、ゴカイ、昆虫などを食べる。
この日も干潟で地面に嘴を差し込んで食べ物を探してた。

群れで行動していて、大群が同調して飛ぶ姿は壮観らしい。
この日も小さな群れだけど飛んでくれたので飛翔も撮ってみる。

たくさんいるので写真は撮りやすいんだけど、多いとどの子を撮ったらいいのか迷っちゃうのよね。
迷ってるうちに一斉に飛んで行っちゃったりもして。
一羽でいてくれた方がバチっと撮れる気がする(笑)

みんなで一心不乱に干潟を突く光景はちょっと面白いです(笑)
ミヤコドリ

この鳥も前から見てみたかった鳥。
チドリ目ミヤコドリ科の鳥で体長は45cmくらい。
オレンジ色の大きな嘴が特徴です。
長い嘴を砂の中に突っ込んで貝や甲殻類、ゴカイなどを獲って食べます。

日本では冬鳥で干潟や砂地の海岸線にやって来ます。
みんなで一斉に堤防の方に飛んで行ってる様子。

この後、堤防で休憩していました。

この堤防は人が立ち入れないようになっているので、鳥達も安心して休めるんでしょうね~。
写真を撮る側としたら遠いのでちょっと困るけど(笑)
干潟で食事中の時も遠くからしか撮れなかったんだけど、今度は長靴持って行ってもうちょっと沖の方に出て撮ってみたいな(笑)
ウミネコ

こちらは海岸では比較的よく見る鳥ですね。
チドリ目カモメ科の鳥で体長は45cm程度。
留鳥なので一年中見ることが出来る鳥。
鳴き声が猫に似ているからこの名前がついたんだそうな。
雑食で魚類、両生類、甲殻類、昆虫、動物の死骸などを食べる。

比較的大きな体なのに群れで飛んで行ったりするので、結構迫力があります(笑)

こんなに密集して飛んでぶつからないのがすごいよね(笑)

潮が満ちてきて干潟が無くなってくると、みんな堤防に移動して休憩。
かなり密集してるな(笑)

目つきが悪くてちょっと強面だけど、飛んでる姿はかっこいいね!
鳥のいる海の風景

海をバックに鳥達が干潟を啄んでる姿がすごく絵になりますよね。
キラキラした海がとても綺麗。

沖の方の杭にも誰かが留まっています。
ウミネコかな。

ハマシギが食事をしている後ろでウミネコが休息中。

この写真もちょっと遠くから撮ってるので鳥の種類の判別がイマイチ出来ないんだけど、真ん中にいる嘴が細長いのはオオソリハシシギかな。
嘴が不自然なほど長かった(笑)

堤防の上ではウミネコとミヤコドリが密密になってました。
違う種類でもケンカしないのね(笑)

堤防見ていたらいきなり大群が飛んできたのでなんだ?って思ったらカモの軍団。
遠くてはっきりとはわからなかったけど、たぶんスズガモだと思われる。
いきなり飛んできてびっくりしたので、飛んでる姿は上手く撮れなかった。。。
ジョウビタキもやってきてた

最後は海ではないんだけど、海岸の葦が生えているところにやってきていたジョウビタキのオス。
冬鳥で秋になると日本にやって来るんですよね~。
秋の訪れを知らせる鳥ですね。
オスは黒と鮮やかなオレンジ色をしていて結構目立つ鳥です。

冬になると都内の公園でも見られる鳥です。

夕日を浴びて超イケメンに見えるジョビ太くん。
かっこいいわー(笑)

出来ればジョビ子さんも一緒に見たかったけど、ジョビ子さんはいなかったな。
SNSを見るとジョウビタキを載せている人が多くなってきてるので、続々と日本にやってきているんじゃないでしょうか~。

もうすっかり秋ってことですね!
今回の動画
今回も一応動画を撮ってきました。
ちょこまかしたミユビシギの動きやハマシギ、ミヤコドリの食事、ジョウビタキなどを撮っています。
バーダーのいる風景

干潟にバーダーがいる風景もとても絵になります。

長靴を履いていれば沖の方にも行けるので、沖で休んでいる野鳥たちを観察することも出来ます。
その干潟を歩いてる姿がかっこよく見える(笑)

夫婦で野鳥撮影を楽しんでる人たち。
ほっこりする光景ですね〜。
野鳥だけじゃなく、景色も楽しめる場所でした!
探鳥に行く際は潮見表を見よう!

干潟に来る野鳥は潮が満ちてくると堤防の方に避難してしまうので、干潮の時間を把握していった方が良いです。
「三番瀬 潮見表」でググると簡単に調べられるので、行く前に見ておくと良いと思います。
また夕暮れや夕日の景色もすごく綺麗で、真っ赤な空が干潟にリフレクションする光景を見ることも出来ます。
日没の時間とある程度潮が引いている時間が合うタイミングで行くと綺麗な景色を見ることが出来るかもしれません。
私が行った時はちょうど日没と満潮時が1時間くらいしか差が無く、夕方には潮がだいぶ満ちてきていたので夕暮れの干潟の写真は撮れませんでした。
ちなみに上の写真は16時くらいに撮った写真で、30分後くらいには砂紋は消えてた(苦笑)

この日は雲が多くて見えなかったけど、雲の少ない日は富士山も見えることもあるみたい。
探鳥だけでなく夕暮れの景色も楽しみたかったら、日没時間と干潮時間を調べていきましょう!
日没と干潮がバッチリ合わなくても、ある程度潮が引いていて砂紋や水たまりが出来ていれば綺麗な景色の写真が撮れるんじゃないかな。
私はそんな写真も撮りたいので、またリベンジに行きたいと思っています(笑)
ふなばし三番瀬海浜公園への行き方など
三番瀬海浜公園は千葉県船橋市の海岸にある公園です。
園内に砂浜があり潮が干潟になってそこには多くの野鳥が訪れることで有名。
潮干狩りでも有名な場所で、春には潮干狩りを楽しむ家族連れも多くなります。
ちなみに三番瀬(さんばんぜ)は、東京湾の最奥部に位置して船橋市、習志野市、市川市、浦安市、各市の東京湾沿いに広がる約1,800haの干潟・浅海域のことを指します。
公共交通機関での行き方は船橋駅からバスで30分くらい。
バスの本数は1時間に1~3本と少なめなので時刻表は確認しましょう。
特に帰りのバスの本数は少ないので要注意です。
時刻表は公式ページのアクセスのページにあります。
今回の撮影機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はこちら使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
三番瀬は海鳥撮影が楽しい場所だった
以上、三番瀬海浜公園でのバーディングレポートでした。
海辺のバーディングってあまり行ったことなかったんだけど、シギ類の可愛い仕草や群れで行動する鳥達の姿を見ることが出来てすごく楽しかったです!
山の鳥と違って、木とが無いから鳥自体探しやすいし(笑)
ミユビシギをもうちょっと撮りたかったんだけど初めて見たので勝手がわからず不完全燃焼な部分もあったので、また撮りに行きたいと思います。
ただうちからだとちょっと遠いんだけどねぇ(笑)
それでもまた行きたいと思うくらい楽しいスポットでした。
海鳥撮影を楽しみたい人におすすめです!
今回は秋に行きましたが、真夏に行った際の記事はこちらでまとめています。
見られる野鳥の種類も少し変わるので、興味のある方はぜひ合わせて読んでみてください