先週末は台風の影響で不安定な天気が続いていたんだけど、台風が抜けた後の日曜日は晴れたので海に出掛けてきました。
本当は登山に行こうと思ったんだけど、山の天気はイマイチだったので海にした(笑)
この夏はとびきり暑いし、大好きな石垣島にも行けそうもないので、少しでも海風にあたろうと千葉の方に。
行ったのは三番瀬。
海と言っても泳ぎに行ったんじゃなくてバードウォッチングを楽しんで参りました。
三番瀬は千葉県船橋市にある海浜公園で、潮が引くと広い干潟が出来てそこに海鳥がたくさん集まってくる場所です。
この日はそこまで暑くなかったので、比較的快適にバードウォッチングが出来ました。
ちなみに鳥たちは干潟の奥の方にいることが多いみたいなので、干潟を歩くときには長靴かサンダルのような履き物を用意した方がよいです。
僕はサンダルで歩きました。
水の中を歩く箇所もあるので、普通の靴だと奥の方に行けないことがありますのでね。
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今回出会った野鳥たち
今回出会った野鳥は以下です。
出会た野鳥
- ミヤコドリ
- シロチドリ
- ダイゼン
- ウミネコ
- キアシシギ
見ることが出来た野鳥の種類は少ないですが、初めてシロチドリとダイゼンを見ることが出来ました。
目的のミヤコドリにも会えたし、なかなか良きバーディングとなった(笑)
ミヤコドリ
まずは一番の目的のミヤコドリ。
すごく長い嘴を持った鳥で、その嘴が綺麗なオレンジ色をしています。
目が赤くてちょいと怖めにも見えるけど、お顔はおとぼけ顔で愛嬌があります(笑)
ネットで調べてみると日本では冬鳥ってなってるけど、この辺りでは一年中見ることが出来るみたい。
渡るのやめたんだな(笑)
冬だとかなりたくさんいるけど、今の時期は数は少ないです。
僕がみたのは5羽程度。
長い嘴を砂にぶっ刺して貝を捕って食べます。
遠くから見ても嘴が目立つのですぐわかる。
捕った貝は嘴を上手く使ってこじ開けて食べるそうな。
ウミネコさんとコラボ。
海を背景にすると絵になりますね〜。
シロチドリ
こちらはシロチドリ。
今回初めて見た鳥です。
スズメくらいの大きさで、とても可愛らしい鳥です。
三番瀬では一年中見られる鳥だそうです。
走るのがとても速く、なかなか落ち着いて写真を撮らせてくれませんでした(笑)
たまに上の写真のように止まってくれる瞬間があるので、それを狙いながら撮ります。
目が大きめですごく可愛い顔ですよね。
食べ物はカニやゴカイなど。
ここ、砂の上をよく見ると、ちっちゃなカニがウヨウヨいるので、食べ物には困らないと思う(笑)
何羽かの群れで動いていたんだけど親子なのかな〜。
ちょこまか動く姿がすごく可愛い鳥でした。
近くを飛んでくれたので、飛翔写真にも挑戦。
ややピンボケ気味ですが、まぁ一応飛んでる姿は撮れたかな(笑)
もう少しピントがあったら良かったんだけどねぇ。
腕が足りませんな(笑)
でも飛翔写真を撮るのも楽しいね!
ダイゼン
この鳥はダイゼン。
この鳥も今回初めて見た鳥です。
調べてみると、日本では春秋の渡りの途中に立ち寄る旅鳥もしくは冬に越冬に来る冬鳥って書いてあったんだけど、今真夏なのよねぇ。
ミヤコドリと同じように住み着いてる個体がいるのかな(笑)
夏羽は黒みが増して、顔から胸まで真っ黒になります。
ゴカイが大好物なんだそうな。
観察中、何度もご飯を捕って食べていたけど、遠かったから何を食べていたかは不明(笑)
近づくと逃げちゃうからねぇ、
かなり離れた位置から撮影しました。
干潟は開けてて鳥も見つけやすいけど、近づくと逃げちゃうので望遠レンズは必須ですね。
初めて見る鳥を見つけると嬉しくなるね!
ウミネコ
今回一番数がいた鳥がウミネコ。
海辺にはよくいる鳥ですよね。
大きな鳥で遠くからもすぐに発見できる(笑)
嘴の先っちょが赤いのが特徴かな。
この日は干潟の上で集団で休憩していました。
白がとても綺麗な鳥なんだけど、目つきが鋭いので性格が悪そうに見える(笑)
寝てないウミネコはご飯捕りに夢中。
主にカニを食べていました。
水に浸かって水浴びするウミネコも。
ウミネコは比較的近くによって撮影が出来るので、いろんな仕草が撮れる。
一応飛翔も(笑)
着陸寸前です。
海で佇むウミネコさんも絵になるかな(笑)
でもうやっぱり目つきが怖い。
茶色い子は幼鳥のようです。
幼鳥ちゃんの目つきはまだ怖くなってないね。
こちらも幼鳥かな。
茶色から白に変わっていってる感じですかね。
普段あまり海には行かないので、ウミネコ観察も新鮮で楽しかった!
キアシシギ
最後はキアシシギ。
長い嘴とお腹のゴマ模様が特徴の鳥です。
この鳥も干潟を歩き回ってご飯を食べていました。
ご飯を探しながら動き回るので、写真を撮るのがこれまた難しかった(笑)
旅鳥で三番瀬では春から秋にかけてみることが出来る鳥。
仲良さそうに2羽で歩いていたんだけど、カップルですかね(笑)
砂地にいると保護色になって遠くからだと見つけづらい(笑)
カニが好きなようで、カニを捕って食べていました。
この干潟、小さな生き物の宝庫なので、野鳥たちもたくさん集まるんですね!
干潟の雰囲気
干潟の雰囲気はこんな感じです。
潮が引くと結構沖の方まで歩いて行けます。
所々潮溜りが出来ているので、長靴やサンダル、ビーサンなどがあった方が歩きやすいと思う。
ちなみに潮溜りじゃない箇所は普通のスニーカーでも歩けます。
潮溜りの深さは、足首が浸かるくらいかな。
この時期は海の中に入るのも気持ちが良いので、ビーサンとかがあると便利よ。
水道もあるので、海から出た後に足を洗うことも出来るしね。
干潟は生き物も多く、いろいろ探しながら歩くのは楽しいですよ!
ふなばし三番瀬海浜公園について
三番瀬海浜公園は千葉県船橋市の海岸にある公園です。
園内に砂浜があり、潮が干潟になってそこには多くの野鳥が訪れることで有名。
潮干狩りでも有名な場所で、春には潮干狩りを楽しむ家族連れも多くなります。
三番瀬(さんばんぜ)は、東京湾の最奥部に位置して船橋市、習志野市、市川市、浦安市、各市の東京湾沿いに広がる約1,800haの干潟・浅海域のことを指します。
アクセスは船橋駅からバスで30分くらい。
バスの本数は1時間に1~3本と少なめなので、時刻表は確認しましょう。
特に帰りのバスの本数は少ないので要注意です。
時刻表は公式ページのアクセスのページにあります。
三番瀬海浜公園の基本情報
- 所在地:千葉県船橋市潮見町40番
- アクセス:JR総武線船橋駅南口・京成本線京成船橋駅、JR京葉線二俣新町駅(「二俣新道」バス停)より京成バスシステム「船橋海浜公園」下車。
- 休園日:12月29日~1月3日
- 開園時間:9:00~17:00 ※施設により異なります。
- 入園料:無料
- 駐車場:普通者500円、大型車2200円
- 電話番号:047-435-0828
今回の機材
今回の撮影はこちらの機材を使用しています。
双眼鏡はビクセンのもを使っています。
軽量コンパクトでリーズナブル。
それでいて、結構見やすいので重宝している双眼鏡です。
三番瀬は海鳥の宝庫です!
以上、夏の三番瀬のバードウォッチングレポートでした。
秋とか冬に比べると鳥の数は少ないですが、それでも可愛い鳥に出会うことが出来ました。
潮の香り感じながらの探鳥もなかなか良いものです。
ちなみに行く際は干潮時間を調べて行くようにした方がいいですよ。
満潮時に行ったら鳥たちは違う場所に行ってると思うので。
夏は海を楽しみましょ!!
野鳥撮影についてはこの本を参考にしています。
野鳥撮影の方法やマナーやルールなどが解説されていて、初心者におすすめの本です。